北隆館

アグリバイオ 2020年8月号

気候変動時代の農業生産におけるデータ科学の役割
Role of data science for agriculture production in the era of climate change
製品情報
ジャンル・特集 アグリバイオ
著者/編集 磯部 祥子(かずさDNA研究所 先端研究開発部 植物ゲノム・遺伝学研究室長)
定価 本体2,091円+税
発売日 2020.07.21
判 頁 B5判・98頁
ISBN 01327-08
概要

■ トップランナー
inaho株式会社 菱木 豊

■ 特集
総論 2020年・世界の転換期に農業・データ科学の責任を改めて問う/磯部 祥子
気候変動への適応にむけたイネ育種研究/矢野 昌裕
植物の『しおれ』に基づくAI灌水制御手法/峰野 博史
マルチオミクス解析で拓く次世代農業/市橋 泰範・二瓶 直登・伊達 康博
スマート農業と関連施策/神成 淳司
データ駆動型の植物育種で対象環境に適応できる新品種を開発する/岩田 洋佳

■ 連載 福島県における食と農の復興
第3回 森林の放射性セシウムの動態と生態学的経済再生/金子 信博

■ 研究者の広場
ウイルス非感染甲州ブドウ樹の作製と上質な甲州ワイン醸造の試み/町田 千代子・三輪 錠司
ヤムイモの窒素固定エンドファイトの解明と農業革新/志和地 弘信
農業開発と環境問題の相克を超えるために/舟川 晋也
植物における浸透圧ストレスの初期応答機構の解明/相馬 史幸・篠崎 和子
トマトの収穫及び観察の自動化を目的としたロボットの開発/藤永 拓矢・石井 和男・川尻 一志
簡便・迅速な新規質量分析技術 PESI / MS / MS/白武 勝裕・財津 桂
高温・高CO2環境がリンゴ生産に及ぼす影響/伊藤 大雄・石神 靖弘・荒川 修・石田 祐宣
自然資源-農業-栄養-健康の連関と持続可能な社会/松田 浩敬・森元 泰行
気候変動で高まる災害リスク:感染症教育と災害教育の重要性/坪内 暁子・内藤 俊夫・佐藤 健・佐々木 宏之・今村 文彦・仲田 悦教・范家堃・奈良 武司
微小重力がヒトの生理機能に及ぼす影響/岩瀬 敏・西村 直記・田中 邦彦・間野 忠明
給食施設における食品ロス/作田 はるみ
柔軟機構を用いた昆虫規範型飛行ロボットの開発/劉 浩
革新的なブドウ品種育成のための半数体作出を目指し/安田 喜一

月刊「アグリバイオ」編集委員会
編集委員長
別府 輝彦(日本学士院会員/東京大学 名誉教授)

阿部 啓子(東京大学 名誉教授/公益財団法人 神奈川科学技術アカデミー 未病改善食品評価法開発プロジェクトリーダー)
古在 豊樹(特定非営利活動法人 植物工場研究会 会長/千葉大学 名誉教授)
佐藤 和広(岡山大学 資源植物科学研究所 大麦・野生植物資源研究センター ゲノム多様性グループ 教授)
篠崎 一雄(国立研究開発法人 理化学研究所 環境資源科学研究センター センター長)
中嶋 康博(東京大学大学院農学生命科学研究科 農業・資源経済学専攻 教授)
林  良博(独立行政法人 国立科学博物館 館長)
(50音順)

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