北隆館

株式会社 北隆館:会社概要

創業 明治24年(1891年)10月1日
創業者 福田金次郎
現住所 〒153-0051 東京都目黒区上目黒3-17-8
TEL 03-5720-1161(代表)
FAX 03-5720-1166
Email hk-ns2@hokuryukan-ns.co.jp
HP http://www.hokuryukan-ns.co.jp
資本金 1,200万円
代表者 代表取締役社長 福田久子
主要取引先 日本出版販売株式会社・トーハン株式会社・共同印刷株式会社・アステラス製薬株式会社・MSD株式会社・協和発酵キリン株式会社・バイエル薬品株式会社 他
姉妹会社 株式会社ニューサイエンス社
会社の歴史  弊社は明治24年10月初代社長福田金次郎によって創立された。
 初めは北陸三県に新聞・雑誌・書籍の卸売を行なう業務が主であったが、その後、営業範囲を全国に拡張。大正8年10月株式会社に改組し戦前の四大取次店の一つに数えられるまでに発展。昭和16年6月当時の戦時統制による企業整備によって、取次業務は日本出版配給株式会社に移譲統合され、以降出版専業となった。出版の歴史も古く、明治30年1月少年雑誌として有名であった「少国民」を発行したことに始まり、「少年倶楽部」を創刊したこともあった。出版業はその後一時中断していたが、明治41年植物分類学者として世界に知られている、牧野富太郎博士の「植物図鑑」を発行したことから再開された。この図鑑は弊社のその後の多くの図鑑類の源流となったばかりでなく、わが国におけるいわゆる「図鑑」の原典となったものである。
 以来「日本動物図鑑」、「日本昆虫図鑑」を初めとして自然科学書を発行、さらに医学書部門にも進出し活発な出版活動を行っている。また、平成12年4月には「CD-ROM版原色牧野植物大図鑑」を刊行、最新マルチメディア分野への第一歩を踏み出した。また昭和56年には日進月歩のアレルギー臨床面の最新情報や技術的アドバイスなどを主眼とした、臨床医のための月刊医学誌「アレルギーの臨床」(The Allergy in Practice)を発行。
 その後、昭和61年にヒューマンサイエンス財団の研究誌として、バイオテクノロジーの臨床医学への応用を中心テーマとした月刊医学誌「BIO Clinica」(Biomedicaを改題)を創刊している。平成24年11月には季刊誌「別冊BIO Clinica-慢性炎症と疾患」を創刊。現在、医学はバイオテクノロジーを基礎にした患者個人の個別化医療に向けて研究が進展中。医学の新しい治療法にも影響を及ぼす最先端の個別化医療の研究動向を紹介する月刊誌「Precision Medicine」を平成30年9月に創刊。これから医学の進むべき道の先鞭をつけるべく情報発信をしている。今、農業関連産業の発展にも大きな期待が寄せられており、農林、畜産、水産から食品、環境資源、農業経済にわたる幅広い分野から課題を抽出した月刊誌「アグリバイオ」を平成28年12月に刊行した。現在は主要な図鑑や雑誌の電子化事業も進めている。
 また介護保険法施行と同時に看護介護関連分野にも進出し平成11年に月刊介護福祉誌「地域ケアリング」を創刊、介護福祉関連情報の出版や講習会「医療・福祉フォーラム」(協力 日赤振興会)を20数年に亘り開催し、厚生労働省の幹部を演者として招へいしている。
 DNA解析による分子系統学が大きく発展し植物の分類体系が変わり、弊社も「APG原色牧野植物大図鑑」(全2巻)を平成24年に、「APG原色樹木大図鑑」を平成28年に刊行し、集大成として「新分類牧野日本植物図鑑」を平成29年7月に刊行した。令和2年4月には、創業130周年記念出版として「牧野植物図鑑原図集」を刊行し、令和4年10月には牧野富太郎生誕160年記念出版「牧野万葉植物図鑑」、令和5年には「恐竜学名大辞典」を刊行した。近年では、海外文学作品を翻訳出版。「テーバスランド」令和元年5月に、令和4年には舞台上演が行われた。令和4年6月には「ナルキッソスの怒り」を刊行し新たな分野への挑戦を試みている。
令和5年4月からNHK朝ドラで牧野富太郎博士が主役の「らんまん」が放映された。同年8月には牧野富太郎研究の第一人者である田中純子氏が「シン・マキノ伝」を刊行し、弊社の牧野関連図書が話題になった。
(令和5年12月更新)
主要出版物 こちらからご確認ください

株式会社 ニューサイエンス社:会社概要

創業 昭和40年(1965年)7月10日
創業者 福田元次郎
現住所 〒153-0051 東京都目黒区上目黒3-17-8
TEL 03-5720-1163(代表)
FAX 03-5720-1166
Email hk-ns2@hokuryukan-ns.co.jp
HP http://www.hokuryukan-ns.co.jp
資本金 1,000万円
代表者 代表取締役社長 福田久子
主要取引先 日本出版販売株式会社・トーハン株式会社・大手製薬企業多数
会社の歴史 当社は130年の歴史をもつ株式会社北隆館の姉妹会社として昭和40年7月に設立された。生物・医学・考古学などをテーマとした月刊雑誌や単行本の発行をしている。植物・動物・昆虫をテーマとした「グリーンブックスシリーズ」(既刊140巻)、考古学をテーマとした「考古学ライブラリーシリーズ」(既刊67巻)、「考古調査ハンドブック」の新シリーズ(既刊22巻)を刊行している。現在「グリーンブックスシリーズ」と「考古学ライブラリーシリーズ」は、在庫がなくなったものから順次、その発行方式をオンデマンド印刷による受注生産方式に変更している。
月刊雑誌としては昭和41年(1966年)創刊の「昆虫と自然」、同じく昭和41年(1966年)創刊の「考古学ジャーナル」、昭和42年(1967年)創刊の「植物と自然」、昭和44年(1969年)創刊の医学誌「細胞The CELL」、昭和46年(1971年)創刊の「動物と自然」、昭和50年(1975年)創刊の医学誌「Medical Science Digest(MSD)」(旧題「組織培養」、「組織培養工学」、平成14年(2002年)に改題)がある。季刊雑誌の料理専門誌「四季の味」(平成7年(1995年)再刊/3月、6月、9月、12月刊行)は、令和元年(2019年)で休刊。
(令和3年11月更新)