月刊「細胞」2021年 8月号
New common sense of the existence of intracellular proteins
ジャンル・特集 | 細胞 |
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著者/編集 | 田口 英樹(東京工業大学 科学技術創成研究院 細胞制御工学研究センター) |
定価 | 2,182円+税 |
発売日 | 2021.07.26 |
判 頁 | A4判・80頁 |
ISBN | 04127-08 |
8月号 目次 Contents
特 集 細胞内蛋白質の存在状態の新常識
New common sense of the existence of intracellular proteins
・総論 拡大する蛋白質の世界(田口 英樹)
・ノンコーディングRNAから翻訳されるポリペプチド(立石 千瑳・松本 有樹修)
・神経変性疾患における非典型的な翻訳現象(RAN翻訳)(魚住 亮太・森 康治)
・翻訳途上で機能するタンパク質(千葉 志信・茶谷 悠平)
・蛋白質の液-液相分離(野田 展生)
・天然変性タンパク質の機能部位:理解の変容と進展(福地 佐斗志・太田 元規)
技術講座
・ 生命科学におけるX線CT解析の新展開(澁谷 仁寿・田村 勝)
Industrial Info.
・ in vitroでタンパク質を作る「PUREfrex®」キット(金森 崇)
・ RNA制御ストレスに注目した低分子抗がん剤の研究開発(佐藤 義彦)
Topics from special edition
・ ラマン顕微鏡を用いた疾患関連タンパク質の液–液相分離の定量評価(村上 一輝・中林 孝和 他)
・ ゲノム・エピゲノムインテグリティーを守護する蛋白質(鵜木 元香)
・ リボソーム関連品質管理とCATテイリング(井澤 俊明)
・ 溶液NMR法を用いた蛋白質立体構造計算の最近の動向(池谷 鉄兵・伊藤 隆)
・ 大腸菌の「環境応答型」分子シャペロンが見せる可逆線維化反応の解析(中田 結衣・溝端 知宏 他)
・ 生体模倣から開発する蛋白質安定化低分子(村岡 貴博)
・ ポリリン酸が引き起こすアミロイド線維形成機構(山口 圭一・後藤 祐児 他)
・ モデル生物を用いた分泌タンパク質の凝集・脱凝集機構の解析(伊原 伸治・中寺 紗希 他)
・ 神経変性疾患関連タンパク質凝集形成過程におけるRNAの実態(北村 朗)
・ パーキンソン病関連蛋白質α-シヌクレインの「非構造生物学」 構築(藤原 悟)
・ 溶解性制御ペプチドタグを用いた蛋白質のアモルファス凝集の物理化学的解析とその免疫原性増強効果(黒田 裕)
<編集委員>
・岡野 栄之 (委員⻑)(慶應義塾⼤学医学部⽣理学教授)
・望⽉ 眞⼸ (慶應義塾⼤学 薬学部医薬品情報学教授)
・⻄村 栄美 (東京医科⻭科⼤学難治疾患研究所教授)
・三浦 正幸 (東京⼤学⼤学院薬学系研究科遺伝学教授)
・阿形 清和 (基礎生物学研究所 所長)
(順不同)
<初代編集長>
・織田 敏次 (東京大学名誉教授)
<前編集委員長>
・本庶 佑 (京都大学特別教授)