アグリバイオ 2019年11月号
Phytoplasmas and agricultural biotechnology
ジャンル・特集 | アグリバイオ |
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著者/編集 | 難波 成任(東京大学 大学院農学生命科学研究科 植物医科学研究室 特任教授) |
定価 | 本体2,091円+税 |
発売日 | 2019.10.31 |
判 頁 | B5判・100頁 |
ISBN | 01327-11 |
■ 特集
総論 ファイトプラズマ学/難波 成任
ファイトプラズマの分類体系,およびゲノムの特徴/大島 研郎
ファイトプラズマの病原性と治療技術/前島 健作・北沢 優悟
ファイトプラズマの宿主特異性と遺伝子発現/柿澤 茂行・二條 貴通
ファイトプラズマ病診断技術の開発/志柿 俊朗・牧 文典
■ 研究者の広場
畜産物資源の有効利用に向けたメタボロミクス技術の開発/上田 修司
市場を介さない野菜・果物の流通が日本人の食生活に与える影響/町田 大輔
植物のウイルス抵抗性を支配する新奇な劣性因子/井村 喜之
酵母を利用した植物病原菌エフェクターの分子機能解析/藤原 祥子・田淵 光昭
昆虫のゾンビ化から紐解く生物の多様な振る舞いの源泉/大須賀 公一
養液栽培の新技術;プラズマによる病原菌の不活性化/高木 浩一・高橋 克幸
昆虫とウイルスの共進化:進化的軍拡競争と生物多様性/永峰 俊弘
感覚と情動を記憶する細胞を決める機構/佐野 良威・阿部 こなみ・柴野 奈津美
ダイズ根粒菌の生態研究を環境傾度対応型ダイズ生産技術へ/佐伯 雄一・山本 昭洋
新しい免疫抑制剤の開発:生殖学から免疫学への展開/河野 菜摘子・宮戸 健二
チューブリンポリグルタミン酸化修飾による真核生物鞭毛の運動性調節/久保 智広
光化学的核酸類操作法の開発-ゲノムDNAの光操作・RNA光編集に向けて-/
藤本 健造
マウスの肥満を抑制する新奇遺伝子の同定/石川 明
オルガネラ間相互作用を介したオートファゴソームの形成機構/
河岡 辰弥・鈴木 邦律
食品素材そのものを食べる『原食回帰』の提唱/山﨑 有美
■ Industrial Reports
植物活性材「鉄力あぐり・鉄力あくあ」の農業利用
-日本における潜在的鉄欠乏事例の紹介-/鈴木 基史
月刊「アグリバイオ」編集委員会
編集委員長
別府 輝彦(日本学士院会員/東京大学 名誉教授)
阿部 啓子(東京大学 名誉教授/公益財団法人 神奈川科学技術アカデミー 未病改善食品評価法開発プロジェクトリーダー)
古在 豊樹(特定非営利活動法人 植物工場研究会 会長/千葉大学 名誉教授)
佐藤 和広(岡山大学 資源植物科学研究所 大麦・野生植物資源研究センター ゲノム多様性グループ 教授)
篠崎 一雄(国立研究開発法人 理化学研究所 環境資源科学研究センター センター長)
中嶋 康博(東京大学大学院農学生命科学研究科 農業・資源経済学専攻 教授)
林 良博(独立行政法人 国立科学博物館 館長)
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