北隆館

MAKINO ~生誕160年、牧野富太郎を旅する~

博士の植物に彩られ、喜怒哀楽に満ちた生涯を紐解く! 待望の新書版登場! 
製品情報
ジャンル・特集 専門書(北隆館)
著者/編集 高知新聞社編
定価 定価:990円(本体900円+税)
発売日 2022.07.10
判 頁 新書判・並製・224頁
ISBN 9784832610132
概要

日本全国を訪ねて歩き、集めた標本は40万!
研究資金に糸目をつけず、積もった借金何億円?
夫唱婦随の貧乏ぐらし、生まれた子供は13人!
明けても暮れても草本を調べ、
名付けた植物1,500種!
-そして、世界の植物学者「MAKINO」が誕生!

牧野富太郎は、独学で植物分類学を学びながら、自らの足で日本を巡り、日本の植物をひとつひとつ調べました。膨大な数の標本を収集し、それらに基づいて、数々の植物を明らかにしました。彼の人生は常にフィールドにあったといえます。牧野富太郎の精力的な花を巡る旅は、北は利尻から南は奄美に至りました。ここでは、牧野にゆかりのある30種類の花をその植物との出会いの地やゆかりの地、ユニークなエピソードなどとともに紹介します。牧野富太郎が人生をかけた植物調査旅行へと読者を誘います!

目次

プロローグ
真ん中に洋装の老人

利尻
鹿追う猟師は山見ず/北の名峰を目指す/小樽から洋上の旅/茫漠の海に浮かぶ/頂上未だ見えず/山で夜を明かす/未知の植物がある/発見と神秘的体験/見逃してはならない

屋久島
人気講師、南へ/月給15万円?の東大助手/龍馬とミヤマキリシマ/日本の植生の縮図/ひょっこりヤッコソウ/見てはいけないもの/渾身の「大日本植物志」/ウィルソンのハート/照葉樹林のトンネル/愛好家になればよい

東京
先に進んで出ねば/人生を定める旅へ/植物学者の出発点/「政治」との決別/土佐からの珍しい男/日本植物志作りたい/世界的発見「ムジナモ」/大学出入を禁ず/ロシアに行きたい/海南土佐の一男子

神戸
六甲高山植物園を指導/兵庫県花「ノジギク」/生涯直らぬ悪癖?/1億円?の蔵書/標本を売るしかない/篤志家は大学生/牧野公園からの眺望/蜜月から池長問題へ/破綻した「美しい物語」/時が解決した「池長問題」

仙台
まあ恋女房ですネ/恋する2人の「壁」/愛の巣と苦悩と/寿衛のビジネス/苦労と幸福の日々/学位とマイホーム/ライバル?南方熊楠/新種のササを発見/もう眠らせて下さい/世の中のある限り…/

晩年の東京
名声確立した「図鑑」/江戸川で至福の昼寝/「牧野ブランド」の図鑑/東大の講師を辞任/天から授かった健康体/図鑑出版競争を経て/あなたは国の宝です/生き返った博士/百まで生きたいもんじゃ/植物を愛した幸福

佐川、そして今
「親の味」を知らない/金峰神社の急な石段/佐川山分 学者あり/バイカオウレンの群落/死後の大きな宿題/まずは標本清掃から/標本を死なせるな/標本と対話した40年/庭にしゃがむ曽祖父/己を捨て、自然の中へ

「大人物 牧野富太郎」いとうせいこう

牧野富太郎 全国踏査/ゆかりの地マップ

牧野富太郎の生涯 略年譜

新装版あとがき

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