アグリバイオ 2024年2月号 微細藻類で取り組むバイオ生産の現状と将来
微細藻類で取り組むバイオ生産の現状と将来
Microalgae-based bioproduction: Current trends and future prospects
ジャンル・特集 | アグリバイオ |
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著者/編集 | 持田 恵一(理化学研究所環境資源科学研究センター チームリーダー) |
定価 | 本体2,300円+税 |
発売日 | 2024.01.25 |
判 頁 | B5判・100頁 |
■ トップランナー
株式会社アルガルバイオ 木村 周
■ 特別寄稿 ◆ 創刊100号記念に寄せて ― 編集委員会より ―
アグリバイオ100号記念と今後の展望/篠崎 一雄
阿部 啓子/江面 浩/古在 豊樹/佐藤 和広/生源寺 眞一/林 良博/吉田 稔
■ 特集
総論 微細藻類の改変と持続的バイオ生産への利用/持田 恵一
バイオ燃料生産の現状とナンノクロロプシスゲノム編集技術の構築/岡崎 久美子
ユーグレナによる有用物質生産と代謝改変の現状と将来/中澤 昌美
緑藻のピレノイドとCO2濃縮機構/山野 隆志
微細藻類と動物培養細胞を融合させたプラニマル細胞の創生と将来/小玉 智恵・松永 幸大
■ 連載 バイオによる持続的な物質生産とグリーントランスフォーメーション
第2回 バイオものづくり技術によるCO2を直接原料としたカーボンリサイクルの推進 ①/矢追 克郎・石井 正治・佐藤 俊輔・平野 伸一・中野 良憲・星野 孝仁
■ Industrial Reports
貴金属回収装置/井藤賀 操
植物活性材「鉄力あぐり・鉄力あくあ」の農業利用-日本における潜在的鉄欠乏事例の紹介-/鈴木 基史
■ 研究者の広場
理解と応用を求めて「細菌叢」をデザインする合成生物学的アプローチ/相馬 悠希
微細藻類の分子育種における外来遺伝子フリーゲノム編集の重要性/栗田 朋和・山本 卓
mRNAスプライシングを調節する食品とその機能性成分.鵜飼 生望・堀 史人・増田 誠司
アコースティック・エミッションを用いた微生物の活動モニタリング/蔭山 健介
細胞の代謝調節制御機構を組み込んだ大規模代謝モデルの開発/松岡 結
神経内分泌前立腺がんのシングルセル解析と農学分野への応用の可能性/渡辺 隆太・雑賀 隆史
ロボット聴覚技術で探る野外鳥類の鳴き声ダイナミクス/鈴木 麗璽
冬眠中の低温・低力学負荷環境における心筋細胞のT管膜構造の維持/氏原 嘉洋・寺島 丈壱
伝統水産発酵食品「くさや」から初めて分離された抗生物質生産放線菌/竹内 葵・植木 美羽・真崎 祥子・鈴木 敏弘
性分化に関わるエピジェネティック制御/岩森 巨樹
月刊「アグリバイオ」編集委員会
編集委員長
篠崎 一雄 (国立研究開発法人 理化学研究所 栄誉研究員・名誉研究員/名古屋大学 特別教授)
阿部 啓子 (東京大学 名誉教授/東京農業大学 客員教授/神奈川県立産業技術総合研究所 研究顧問)
江面 浩 (筑波大学生命環境系 教授/理工情報生命学術院 学術院長)
古在 豊樹 (特定非営利活動法人植物工場研究会 会長/千葉大学 名誉教授)
佐藤 和広 (岡山大学資源植物科学研究所大麦・野生植物資源研究センターゲノム多様性グループ 教授)
生源寺 眞一(公益財団法人 日本農業研究所 研究員/東京大学・福島大学 名誉教授)
林 良博 (独立行政法人国立科学博物館 顧問)
吉田 稔 (国立研究開発法人 理化学研究所 理事/東京大学 特別研究室 特別教授)
前編集委員長
別府 輝彦(日本学士院会員/東京大学 名誉教授)
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