アグリバイオ 2023年6月号 草本バイオマスの増産と利用
Expanding the production and use of grass biomass
ジャンル・特集 | アグリバイオ |
---|---|
著者/編集 | 佐塚 隆志(東海国立大学機構名古屋大学生物機能開発利用研究センター 教授) |
定価 | 本体2,091円+税 |
発売日 | 2023.05.22 |
判 頁 | B5判・88頁 |
■ トップランナー
GSアライアンス株式会社 森 良平
■ 特集
総論 脱炭素社会構築に貢献する草本バイオマスの可能性/佐塚 隆志
ソルガムの雑種強勢メカニズムとバイオマスデザイニング/橋本 舜平・佐塚 隆志
オギススキによるバイオマス増産/藤森 雅博
エリアンサスによるバイオマス増産/蝦名 真澄
ゲノミックセレクションを活用した草本バイオマスの増産/髙梨 秀樹・岩田 洋佳・堤 伸浩
草本バイオマスを原料としたバイオリファイナリー利用/川口 秀夫・Prihardi Kahar・荻野 千秋
■ 研究者の広場
落葉樹林の林床草本の光合成制御機構/野口 航
有用なバイオマス由来化合物をワンポットで合成する新規触媒系の開発/山中 信敬
作物栽培モニタリングに利用可能な情報ディスプレイ化した葉を持つ新規遺伝子組換え植物の開発/鈴木 栄
光殺菌力を強化するフェノール酸とリグニン分解物の活用/白井 昭博
細胞壁ペクチンによるアルミニウム毒性緩和機構/長山 照樹・岩井 宏暁
“サトウイネ”が種子にショ糖を蓄積する原因の解明に向けての研究/笠原 竜四郎
精製イカ墨色素粒子の高度利用開発/松浦 俊彦
倍数性栽培ガキにおける果実多様性フェノミクス:果実発達とゲノミクスからの展望/久住 あかね・西山 総一郎・田尾 龍太郎
日本における木質バイオマスエネルギー事業の燃料材調達実現条件の解明/白石 智宙
嫌気性MBRを核とした廃棄物系バイオマスの新規マテリアルフローの構築/吉田 弦
イネを用いた穂形態の多様性創出機構の理解と制御/縣 步美
バイオケミカルス生産を目指したセルロースの熱分解反応制御/野村 高志
エンドファイトがつなぐ植物-微生物生態系:その農業利用に向けて/野口 愛
昆虫は鳥類に単に捕食されるだけなのか―鳥類の捕食による昆虫の次世代の産出と新たな分布拡大メカニズム―/横山 岳・末次 健司
月刊「アグリバイオ」編集委員会
編集委員長
篠崎 一雄 (国立研究開発法人 理化学研究所 環境資源科学研究センター 客員主管研究員)
阿部 啓子 (東京大学 名誉教授/東京農業大学 客員教授/神奈川県立産業技術総合研究所 研究顧問)
江面 浩 (筑波大学生命環境系 教授/理工情報生命学術院 学術院長)
古在 豊樹 (特定非営利活動法人植物工場研究会 会長/千葉大学 名誉教授)
佐藤 和広 (岡山大学資源植物科学研究所大麦・野生植物資源研究センターゲノム多様性グループ 教授)
生源寺 眞一(公益財団法人 日本農業研究所 研究員/福島大学 客員教授/東京大学 名誉教授)
林 良博 (独立行政法人国立科学博物館 顧問)
吉田 稔 (国立研究開発法人 理化学研究所 理事/東京大学 特別研究室 特別教授)
前編集委員長
別府 輝彦(日本学士院会員/東京大学 名誉教授)
(50音順)