アグリバイオ 2022年5月号 気候変動に適応できる孤児作物のゲノム育種の展開
Development of genome breeding of orphan crops that can adapt to climate changes
ジャンル・特集 | アグリバイオ |
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著者/編集 | 関 原明(理化学研究所環境資源科学研究センター 植物ゲノム発現研究チーム チームリーダー) |
定価 | 本体2,091円+税 |
発売日 | 2022.04.22 |
判 頁 | B5判・96頁 |
ISBN | 01327-05 |
■ トップランナー
株式会社ポテトかいつか 貝塚 みゆき
■ 特集
総論 SDGsに貢献する作物のゲノム育種/関 原明
キヌアのゲノム育種へ向けた新展開/藤田 泰成・永利 友佳理
アマランサスのゲノム育種研究の現状と今後の展望/吉岡 洋輔
乾燥と高温に強い作物・トウジンビエのゲノミクスの現況/津釜 大侑
野生ソバの遺伝資源を求めて起原地へ,そしてゲノム育種へ/安井 康夫・ジェフリ フォーセット・大迫 敬義
SDGsに貢献するキャッサバのゲノム育種の新展開/内海 好規・徳永 浩樹・石谷 学・関 原明
■ 連載 地域バイオコミュニティの展開について
第3回 福岡バイオコミュニティの紹介/岡崎 剛
■ Industrial Reports
トレハロース6-リン酸のバイオアクティブ素材としての可能性/黄 麗雅・大垰 勝寛
麹菌が産生する環状ペプチド“デフェリフェリクリシン”による抗炎症・美白・皮膚バリア機能/戸所 健彦
イネ科植物が分泌する「ムギネ酸」を改変した生分解性鉄キレート肥料“PDMA”の開発/鈴木 基史
■ 研究者の広場
塩害耐性イネ系統の開発に向けて/半澤 栄子
Na+蓄積特性から見たイネの塩ストレス応答と塩・アルカリストレス応答の違い/南平 眞実・上田 晃弘
膜タンパク質機能における細胞膜の役割を人工膜実験で解明する/岩本 真幸
コムギの節水化に向けた分子的理解と応用/妻鹿 良亮
減数分裂型の染色体構造についての動物と植物との対比と共通性/石黒 啓一郎
化学肥料に代替する濃縮バイオ液肥(Bio-CLFⓇ)の開発/矢部 光保
持続的な農村ツーリズムとアントレプレナーシップ育成に何が必要か/大江 靖雄
人工遺伝子回路による人工細胞の機能化/外岡 大志
シバ属遺伝資源を用いた耐塩性機構の解明と持続可能な地球環境への活用/山本 昭洋・佐伯 雄一
植物のウイルス抵抗性を支配する新奇な劣性因子(第2報)/井村 喜之
月刊「アグリバイオ」編集委員会
編集委員長
篠崎 一雄(国立研究開発法人 理化学研究所 環境資源科学研究センター 特別顧問)
阿部 啓子(東京大学 名誉教授/公益財団法人 神奈川科学技術アカデミー 未病改善食品評価法開発プロジェクトリーダー)
江面 浩(筑波大学 生命環境系 教授/理工情報生命学術院 学術院長)
古在 豊樹(特定非営利活動法人 植物工場研究会 会長/千葉大学 名誉教授)
佐藤 和広(岡山大学 資源植物科学研究所 大麦・野生植物資源研究センター ゲノム多様性グループ 教授)
中嶋 康博(東京大学大学院農学生命科学研究科 農業・資源経済学専攻 教授)
林 良博(独立行政法人 国立科学博物館 顧問)
吉田 稔(国立研究開発法人 理化学研究所 環境資源科学研究センター 副センター長/東京大学大学院 農学生命科学研究科 教授)
前編集委員長
別府 輝彦(日本学士院会員/東京大学 名誉教授)
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