北隆館

アグリバイオ 2022年1月号 味覚・食嗜好性研究の最前線

味覚・食嗜好性研究の最前線
Forefront of taste sensing and food preference research
製品情報
ジャンル・特集 アグリバイオ
著者/編集 箕越 靖彦(自然科学研究機構 生理学研究所 生殖・内分泌系発達機構研究部門 教授)
定価 本体2,091円+税
発売日 2021.12.21
判 頁 B5判・90頁
ISBN 01327-1
概要

■ トップランナー
公益財団法人 かずさDNA研究所 池田 和貴

■ 特集
総論 食嗜好性を分子・神経基盤から考える/箕越 靖彦
炭水化物応答システムから見た栄養環境への適応戦略/服部 佑佳子
空腹時に味覚の調節を行う神経ネットワーク/中島 健一朗
炭水化物嗜好性を決定するのはCRHである/岡本 士毅・益崎 裕章・箕越 靖彦
味覚の個人差と味覚受容体の遺伝子進化/沼部 令奈・今井 啓雄
ヒトの味覚と高次脳機能/近添 淳一

■ 連載スマート農業の社会実装に向けて
第4回 スマート農業におけるセンシング技術/和田 智之・小川 貴代・斎藤 徳人

■ 研究者の広場
味覚嫌悪記憶を消去する脳メカニズム/豊田 博紀
大脳皮質の成体神経新生と脳疾患/大平 耕司
中性子散乱・回折による食品のナノ構造と水和状態の解析/中川 洋
疾患モデルショウジョウバエを用いた食品成分の生理機能解析/萱嶋 泰成
様々な味細胞の産出の分子機構/應本 真
食品に由来する成分が気道由来細胞株と初代細胞でMUC5ACムチンの分泌を抑制する/岩下 淳・樫谷 昌利・村田 純
報酬系におけるPTP1Bの作用について/坂野 僚一
もろみ酢を活用した新規乳酸菌発酵飲料の開発/野嶽 勇一・戸田 聡美・上間 長亮・平良 東紀
楽しく味わう体験が食嗜好に及ぼす影響/濵口 郁枝
食感覚の機能性への展開~渋味による認知機能向上作用の解明~/藤井 靖之
AIを用いて食感を生み出す鍵を探す/小川 剛伸
雑食性昆虫における栄養分選好性摂食行動の制御メカニズム/永田 晋治・清家 瞳
構造的特性を有する米飯粒の糖質消化性の評価/田村 匡嗣・小川 幸春
急速減量(摂食・飲水制限)によるタンパク質代謝動態/長谷川 和哉・田中 将志

月刊「アグリバイオ」編集委員会
編集委員長
篠崎 一雄(国立研究開発法人 理化学研究所 環境資源科学研究センター 特別顧問)

阿部 啓子(東京大学 名誉教授/公益財団法人 神奈川科学技術アカデミー 未病改善食品評価法開発プロジェクトリーダー)
江面  浩(筑波大学 生命環境系 教授/つくば機能植物イノベーション研究センター センター長)
古在 豊樹(特定非営利活動法人 植物工場研究会 会長/千葉大学 名誉教授)
佐藤 和広(岡山大学 資源植物科学研究所 大麦・野生植物資源研究センター ゲノム多様性グループ 教授)
中嶋 康博(東京大学大学院農学生命科学研究科 農業・資源経済学専攻 教授)
林  良博(独立行政法人 国立科学博物館 顧問)
吉田  稔(国立研究開発法人 理化学研究所 環境資源科学研究センター 副センター長/東京大学大学院 農学生命科学研究科 教授)

前編集委員長
別府 輝彦(日本学士院会員/東京大学 名誉教授)
(50音順)

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