アグリバイオ 2021年7月臨時増刊号 木質形成のメカニズム解明と改変への展開
Elucidation of the mechanism underlying woody formation and the outlook for woody modification
ジャンル・特集 | アグリバイオ |
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著者/編集 | 出村 拓(奈良先端科学技術大学院大学 デジタルグリーンイノベーションセンター センター長) |
定価 | 本体2,455円+税 |
発売日 | 2021.06.30 |
判 頁 | B5判・104頁 |
ISBN | 01328-07 |
■ トップランナー
株式会社キミカ 笠原 善太郎
■ 特集
総論 次世代の木質利活用に向けて/出村 拓
樹木培養細胞を用いた二次木部細胞形成過程の解析/山岸 祐介
オミクス解析から解き明かす木質形成機構/大谷 美沙都
非天然木質バイオマスの創生/光田 展隆
リグニン構造を改変した木質を創る/梶田 真也
ゲノム編集による樹木の木質改変/高田 直樹
木質改変に向けた遺伝子組換え樹木の開発の現状/小口 太一
■ Industrial Reports
高強度材を形作るための木質形成機構の解明に資するゲノムおよび材質多様性情報の収集/楠 和隆
■ 研究者の広場
木材腐朽菌による加硫ゴムの分解と再資源化/佐藤 伸
MLST法によるシロサケ稚魚冷水病菌の遺伝的多様性(続報)/笠井 宏朗
樹木の長命細胞における細胞死発現機構の解析/半 智史
リグニンナノ粒子のハイスループット合成技術の確立と機能化技術の開発/吾郷 万里子
木質バイオマス資源の利用拡大に向けた地産地消モデルと技術シナリオ/海邉 健二
維管束植物の木化組織におけるリグニン前駆物質の輸送/津山 濯
CO2吸蔵材としてリサイクル可能な木質系炭素材料の開発/畑 俊充・本間 千晶
微小重力がヒトの生理機能に及ぼす影響/岩瀬 敏・西村 直記・田中 邦彦・間野 忠明
炭素循環社会の実現を目指した二酸化炭素を利用する炭素ナノ材料の合成について/中林 康治
連続切片-光学顕微鏡法によるイネ葉肉細胞と葉緑体の三次元形態解析/大井 崇生
持続可能社会の構築に貢献する木質バイオマスを原料としたカーボン材料の合成/中野 知佑・仁科 勇太
抗炎症効果を有する新規リゾチーム由来ペプチドの探索および機能解明/田頭 歩佳
光励起緩和プロセスを利用した天然リグニン誘導体の高次構造の解析/青栁 充
木質バイオマスの鍵構造,リグニン-多糖間結合のNMR法による構造決定/西村 裕志
月刊「アグリバイオ」編集委員会
編集委員長
別府 輝彦(日本学士院会員/東京大学 名誉教授)
阿部 啓子(東京大学 名誉教授/公益財団法人 神奈川科学技術アカデミー 未病改善食品評価法開発プロジェクトリーダー)
古在 豊樹(特定非営利活動法人 植物工場研究会 会長/千葉大学 名誉教授)
佐藤 和広(岡山大学 資源植物科学研究所 大麦・野生植物資源研究センター ゲノム多様性グループ 教授)
篠崎 一雄(国立研究開発法人 理化学研究所 環境資源科学研究センター 特別顧問)
中嶋 康博(東京大学大学院農学生命科学研究科 農業・資源経済学専攻 教授)
林 良博(独立行政法人 国立科学博物館 顧問)
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