アグリバイオ 2021年12月臨時増刊号 作物の品種保護を支えるDNA型鑑定技術
DNA genotyping technology that supports crop cultivar protection
ジャンル・特集 | アグリバイオ |
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著者/編集 | 門田 有希(岡山大学大学院 環境生命科学学域 准教授) |
定価 | 本体2,455円+税 |
発売日 | 2021.11.30 |
判 頁 | B5判・90頁 |
ISBN | 01328-12 |
■ トップランナー
株式会社 ニッポンジーン 峯岸 恭孝
■ 特集
総論 DNA解析で品種を守る/門田 有希
レトロトランスポゾンを利用したイチゴの品種識別/平田 千春
サツマイモの品種鑑定技術開発の現状/田中 勝
カンキツにおけるゲノム研究と品種鑑定法の開発状況/島田 武彦
果樹における品種識別技術の開発/谷口 郁也
SSRマーカーを利用したラッカセイ品種識別技術/渡邉 学
粒子線を利用した変異系統の作出とDNAマーキング技術/松山 知樹
■ Industrial Reports
AgriSeqによるゲノム育種の実用化/藤田 智也
イネ科植物が分泌する「ムギネ酸」を改変した生分解性鉄キレート肥料“PDMA”の開発/鈴木 基史
iMatrixテクノロジーと細胞培養/津山 陽一
■ 研究者の広場
効率的な遺伝子型判別法と花粉数計測法が加速する花粉数研究/角井 宏行
オオムギの穂を白くする遺伝子と光合成/武田 真
ハスカップの老化関連因子に対する効果/南 正明・中村 峰夫
ダイズ低温裂開の発生機構および抵抗性機構/千田 峰生・山口 直矢
コムギの穀粒数を制御する遺伝子/佐久間 俊
ヤムイモから分離された植物生育促進・窒素固定細菌の作物生産への利用/志和地 弘信
ストリゴラクトン生合成遺伝子欠損トマトの利用に向けて/相場 北斗・長谷川 翔子・梅原 三貴久
バイオスペックル法による青果物の鮮度評価の可能性/田中 良奈・田中 史彦
薬用作物トウキの最適栽培条件確立を指向した品質評価基準の開発/岩岡 恵実子・青木 俊二
気孔開口に必要なカリウム取込みを調節する新たなシグナル伝達の解明/井上 晋一郎
農業における研究開発の経済学と遺伝資源の重要性/齋藤 陽子
月刊「アグリバイオ」編集委員会
編集委員長
別府 輝彦(日本学士院会員/東京大学 名誉教授)
阿部 啓子(東京大学 名誉教授/公益財団法人 神奈川科学技術アカデミー 未病改善食品評価法開発プロジェクトリーダー)
古在 豊樹(特定非営利活動法人 植物工場研究会 会長/千葉大学 名誉教授)
佐藤 和広(岡山大学 資源植物科学研究所 大麦・野生植物資源研究センター ゲノム多様性グループ 教授)
篠崎 一雄(国立研究開発法人 理化学研究所 環境資源科学研究センター 特別顧問)
中嶋 康博(東京大学大学院農学生命科学研究科 農業・資源経済学専攻 教授)
林 良博(独立行政法人 国立科学博物館 顧問)
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