アグリバイオ 2021年1月号 持続的農業のための土壌・植物微生物叢の解析と利用
Research and applications of soil and plant microbiota toward sustainable agriculture
ジャンル・特集 | アグリバイオ |
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著者/編集 | 市橋 泰範(国立研究開発法人 理化学研究所 バイオリソース研究センター チームリーダー) |
定価 | 本体2,091円+税 |
発売日 | 2021.01.05 |
判 頁 | B5判・102頁 |
ISBN | 01327-01 |
■ トップランナー
株式会社サーマス/千葉大学/理化学研究所 宮本 浩邦
■ 特集
総論 日本らしい植物微生物学/市橋 泰範
植物微生物叢の学術研究のトレンド/登 達也・中野 亮平
土壌圏の新たな微生物生態をあぶり出すメタトランスクリプトーム解析/増田 曜子・伊藤 英臣
植物微生物学の培養技術の現状と展望/菅野 学・佐藤 匠・亀岡 啓
土壌・植物微生物叢の中で行われるマメ科植物の根粒共生/川原田 泰之
植物病理学分野における土壌・植物微生物研究の現状と病害防除への応用展開/清水 将文
■ 連載 バイオ戦略2020
第2回 バイオ戦略における農林水産・食品分野の取組について/佐々木 亨
■ Industrial Reports
土壌微生物ゲノムを網羅的に取得するシングルセル解析/細川 正人・依田 卓也
植物活性材「鉄力あぐり・鉄力あくあ」の農業利用-日本における潜在的鉄欠乏事例の紹介-/鈴木 基史
■ 研究者の広場
植物の免疫システムを活性化する微生物の簡便なスクリーニング手法の開発/古屋 俊樹
高感度視覚的検出技術による環境微生物の可視化とシングルセルゲノミクス/山口 剛士・川上 周司
植物特異的なリンゴ酸輸送体の解析と作物生産性の向上を目指して/佐々木 孝行
土壌中の植物の根系を生きたまま視るには/四方 明格
転写制御因子の改変による放線菌二次代謝活性化/見﨑 裕也・荒川 賢治
微生物を活用して無肥料・無農薬栽培したダイズの子実生産と虫害感受性/長菅 輝義
テアニン生合成を介した茶樹の巧みな窒素同化代謝/山下 寛人
個人嗅覚特性を考慮したアロマセラピーの神経生理学的解析/清水 慶久・右田 平八
細胞を集団として捉える:植物における1細胞トランスクリプトームとエピゲノム解析の展望/久保 稔・玉田 洋介
高電圧・プラズマによる青果物の収量改善と鮮度保持/高木 浩一
宇宙居住に不可欠な食料生産・環境保全のための物質循環型植物工場/北宅 善昭
新型コロナウイルスに対する畜産動物の感受性に関する文献考察/水野 信哉・大﨑 恵理子
味覚受容体発現細胞を用いた呈味調節物質の探索/三坂 巧
月刊「アグリバイオ」編集委員会
編集委員長
別府 輝彦(日本学士院会員/東京大学 名誉教授)
阿部 啓子(東京大学 名誉教授/公益財団法人 神奈川科学技術アカデミー 未病改善食品評価法開発プロジェクトリーダー)
古在 豊樹(特定非営利活動法人 植物工場研究会 会長/千葉大学 名誉教授)
佐藤 和広(岡山大学 資源植物科学研究所 大麦・野生植物資源研究センター ゲノム多様性グループ 教授)
篠崎 一雄(国立研究開発法人 理化学研究所 環境資源科学研究センター 特別顧問)
中嶋 康博(東京大学大学院農学生命科学研究科 農業・資源経済学専攻 教授)
林 良博(独立行政法人 国立科学博物館 館長)
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