アグリバイオ 2020年10月号
Breeding technologies for aquaculture (Fresh water / Marine)
ジャンル・特集 | アグリバイオ |
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著者/編集 | 升間 主計(近畿大学 水産研究所 特任教授・所長) |
定価 | 本体2,091円+税 |
発売日 | 2020.09.23 |
判 頁 | B5判・118頁 |
ISBN | 01327-10 |
■ トップランナー
日本電信電話株式会社 久住 嘉和
■ 特集
総論 養殖業における水産育種への期待/升間 主計
育種技術の現状と可能性/細谷 将
ゲノム編集による肉厚マダイの生産/家戸 敬太郎
ブリ類の選抜育種と戦略/尾崎 照遵
低魚粉飼料適応ニジマスの遺伝育種/木南 竜平
クルマエビ養殖と育種の現状/菅谷 琢磨
■ 連載 原発事故後の放射性物質への対応
第5回 食品を対象とした放射能測定値の信頼性確保のための取り組み/八戸 真弓・濱松 潮香
■ 研究者の広場
・コイ血液由来糖タンパク質を用いた低環境負荷型の抗菌剤および除菌剤の開発/青木 恭彦
・魚類によるマイクロプラスチックの摂食とその影響/八木 光晴・小林 恒文・清水 健一
・MLST法によるシロサケ稚魚冷水病菌の遺伝的多様性/笠井 宏朗
・新たな機能性食品開発を目指したインドネシア産ハリナシバチ由来のプロポリスの化学的研究/宮田 椋・Muhamad Sahlan・本田 沙理・熊澤 茂則
・魚類α1-酸性糖タンパク質(AGP)-その機能と養殖への応用/大嶋 雄治・高井 優生・助田 将樹・杣本 智軌・島崎 洋平
・魚類の鰓上皮抗原取込細胞の同定/加藤 豪司
・水産増養殖におけるプロバイオティクスの可能性と物質代謝から見た作用機序の解明/田岡 洋介・Nguyen Thi Hue Linh
・持続可能な養殖業の為の無魚粉無魚油飼料開発に関する基礎的研究/佐藤 秀一
・シアノアクリレートナノ粒子の魚病細菌に対する抗菌活性とその応用/大嶋 俊一郎
・魚類獲得免疫の解明に向けたB細胞とT細胞の同定および機能解析/瀧澤 文雄
・酸化ステロール蓄積と肥満性炎症/渡邉 雄一
・特定光波長照射による性転換誘導を介した新規性統御技術の検討/早坂 央希・竹内 裕・小谷 知也
・黄ニラの細胞内グルタチオン上昇を介した肝臓保護作用に関する研究/川上 賀代子
・バイオセメントによる次世代の海洋環境保全/中嶋 夢生・花田 雅司・青木 仁孝・楠部 真崇
・裸のDNA領域によるゲノム区画化/粟津 暁紀・松島 佑樹・廣瀬 湧大・坂本 尚昭
・出芽酵母における染色体工学の最先端と応用/笹野 佑・原島 俊
・抗炎症効果を有する新規リゾチーム由来ペプチドの探索および機能解明/田頭 歩佳
・人工培養した国産冬虫夏草の生理活性スクリーニング/倉岡 卓也
・魚類の淡水・海水順応を担う腎尿細管の膜輸送体/加藤 明・渡邊 恵理香・坂本 洋平・細野 耕平
月刊「アグリバイオ」編集委員会
編集委員長
別府 輝彦(日本学士院会員/東京大学 名誉教授)
阿部 啓子(東京大学 名誉教授/公益財団法人 神奈川科学技術アカデミー 未病改善食品評価法開発プロジェクトリーダー)
古在 豊樹(特定非営利活動法人 植物工場研究会 会長/千葉大学 名誉教授)
佐藤 和広(岡山大学 資源植物科学研究所 大麦・野生植物資源研究センター ゲノム多様性グループ 教授)
篠崎 一雄(国立研究開発法人 理化学研究所 環境資源科学研究センター 特別顧問)
中嶋 康博(東京大学大学院農学生命科学研究科 農業・資源経済学専攻 教授)
林 良博(独立行政法人 国立科学博物館 館長)
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