概要

■ 巻頭グラビア
肺がん免疫療法とprecision medicine／各務 博

■ 特集
－特集に寄せて－
総論　進歩する肺がんの化学療法／山口 泰弘

１. 肺がんゲノム医療の現在／鹿毛 秀宣
２. 肺がんマルチプレックス遺伝子変異検査の進歩／中山 雅之
３. 肺がんEGFR遺伝子異常の歴史と治療／長井 良昭
４. 最新の周術期肺がん治療／椎原 淳
５. 間質性肺炎合併肺がん／根井 雄一郎・宮本 篤
６. 肺がんをわずらう高齢者の評価／山本 寛

■ Information from Industry
・ALK融合遺伝子陽性肺がん治療の変遷／梶原 祐輔
・次世代シークエンサーを用いた非小細胞肺がんコンパニオン診断と検体品質の重要性／道行 悟・松井 貴香

■ 研究者の最新動向
・肺がんに対するがん免疫治療開発の軌跡と展望／市来 嘉伸
・肺がんEGFR-TKIのPrecision dosing研究／横田 隼人・三浦 昌朋
・肺腺がん悪液質に対する全身持久力トレーニングとサイトカイン阻害療法を併用した包括的治療法の解明／巻 直樹
・アミノ酸代謝基盤に基づく肺腺がん患者の層別化／項 慧慧・宮城 洋平
・肺がんの個別化医療における超音波気管支鏡ガイド下針生検（EBUS-TBNA）の現状と課題／内村 圭吾
・ハイブリッドリポソームを用いた光線力学的療法を目指して／奥村 真樹・市原 英明・松本 陽子
・膠芽腫に挑む免疫療法の現状と次世代の戦略／宮﨑 貴大・波多江 龍亮・吉本 幸司
・アルギニンメチル化を介したセリン生合成経路の活性化は乳がんの化学治療抵抗性獲得に寄与する／山本 雄広
・H-FLACの治療法探索に向けた遺伝子ネットワーク推定への取り組みと希少がんへの応用／笠島 理加
・正常肺組織におけるゲノム異常の解析による肺がん発症機序の解明／吉田 健一
・小細胞肺がんのトランスレーショナルリサーチ／牧野嶋 秀樹・梅村 茂樹

 

「Precision Medicine」編集委員会
【委員長】
山崎 力（国際医療福祉大学 教授／東京大学 医学部 前教授）
【委　員】
飯室 聡（国際医療福祉大学大学院 医学研究科 公衆衛生学専攻 教授）
今井 一博（東京大学大学院 総合文化研究科 生命環境科学系 准教授）
浦野 友彦（国際医療福祉大学 医学部 老年病学講座 主任教授）
小出 大介（東京大学大学院 医学系研究科 生物統計情報学講座 特任教授）

【初代委員長】
永井 良三（自治医科大学 学長）

【名誉編集顧問】
本庶 佑（京都大学 特別教授）　　　　　　　　　　　（順不同）