Precision Medicine 2023年12月臨時増刊号 自己免疫性肝疾患 ~病因,診断,治療~
Autoimmune liver diseases - etiology, diagnosis and treatment -
ジャンル・特集 | Precision Medicine |
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著者/編集 | 田中 篤(帝京大学 医学部 内科学講座) |
定価 | 本体2,900円+税 |
発売日 | 2023.12.11 |
判 頁 | B5判・88頁 |
■ 巻頭グラビア
PSC病態への腸内細菌の関与/中本 伸宏・金井 隆典
■ 特集
-特集に寄せて-
総論 自己免疫性肝疾患とは/田中 篤
1. 自己免疫性肝疾患の遺伝因子/中村 稔
2. 自己免疫性肝疾患モデルマウス 〜PBCを中心に〜/山下 真帆・川田 一仁
3. 診断の端緒 ~肝機能検査異常~/阿部 雅則
4. 自己免疫性肝疾患における非侵襲的肝線維化評価/山下 裕騎・梅村 武司
5. 治療・その1 免疫抑制薬(プレドニゾロン,アザチオプリン,ミコフェノール酸モフェチル)/金子 晃
6. 治療・その2 胆汁酸製剤,フィブラート製剤,FXRアゴニスト/本多 彰
7.原発性胆汁性胆管炎レジストリ/小森 敦正
■ 研究者の最新動向
・免疫チェックポイント分子ガレクチン-9の急性肝不全治療への応用/田所 智子・森下 朝洋・藤田 浩二・仁木 敏朗・平島 光臣・正木 勉
・C型慢性肝炎に伴う血小板減少の病態における自己免疫の役割の検討/佐藤 隆司・魚嶋 晴紀
・医療ビッグデータを活用したC型肝炎ウイルス排除後の肝外合併症および死亡率の解析/小川 栄一
・ウイルス性肝炎の病態進展に関わるHLA-class II領域遺伝子の多型解析/松田 秀岳 ・ 中本 安成
・1分子エピオミクス解析がひらく自己免疫性疾患の理解と診断への応用/大城 敬人
・Zn結合不全型CRY1発現マウスを用いた膵管前がん病変からの膵内分泌細胞新生の新知見/岡野 聡
・2型糖尿病合併NAFLDに対するSGLT2阻害薬の肝脂肪量および体組成に与える影響/荒瀬 吉孝
・健康経営の実践に向けた遺伝子検査への期待に関する考察/島川 龍載
・腸肝循環における12水酸化胆汁酸の増加と未病/石塚 敏
・タイ国におけるコロナ禍中及びコロナ禍後のオンライン診療の変遷/山野 貴司
「Precision Medicine」編集委員会
【委員長】
山崎 力(国際医療福祉大学 教授/東京大学 医学部 前教授)
【委 員】
飯室 聡(国際医療福祉大学大学院 医学研究科 公衆衛生学専攻 教授)
今井 一博(東京大学大学院 総合文化研究科 生命環境科学系 准教授)
浦野 友彦(国際医療福祉大学 医学部 老年病学講座 主任教授)
小出 大介(東京大学大学院 医学系研究科 生物統計情報学講座 特任教授)
【初代委員長】
永井 良三(自治医科大学 学長)
【名誉編集顧問】
本庶 佑(京都大学 特別教授) (順不同)