Precision Medicine 2022年5月号 AIと層別化が拓く肺高血圧症診療の未来
Novel approaches to pulmonary hypertension using AI and disease stratifications
ジャンル・特集 | Precision Medicine |
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著者/編集 | 田村 雄一(国際医療福祉大学 医学部 循環器内科学) |
定価 | 本体2,364円+税 |
発売日 | 2022.04.25 |
判 頁 | B5判・96頁 |
ISBN | 17791-05 |
■ 巻頭グラビア
病理でみる肺高血圧症/大郷 恵子・大郷 剛
■ 特集
-特集に寄せて-
総論 三銃士に加わるダルタニアンは誰か/田村 雄一
1. 人工知能を活用した肺高血圧画像診断/楠瀬 賢也
2. AI医療機器研究・開発の現状と展望〜肺高血圧症などの希少疾患への展開を踏まえて〜/細川 和也
3. 人工知能を活用した肺高血圧症の患者層別化/田村 祐大・田村 雄一
4. 肺高血圧症患者の遺伝学的検査と治療介入における意義/平出 貴裕
5. チロシンキナーゼ阻害薬による薬剤介入/新保 麻衣
6. 指定難病調査票解析からみた肺疾患合併肺高血圧/須田 理香※
■ Information from Industry
・注目される疾患リスク群:門脈圧亢進症に伴う肺高血圧症の治療/渡邉 めぐみ
・新規慢性血栓塞栓性肺高血圧症治療薬セレキシパグ(ウプトラビ®錠)の薬理学的特徴と臨床試験成績/村上 宏治
・肺動脈性肺高血圧症におけるTransition therapyの展望/辻本 朋美
・AI問診を活用した希少疾患患者の早期発見/阿部 吉倫
・乳酸菌代謝産物がアトピー性皮膚炎モデルマウスの皮膚バリアー機能と水分含量に及ぼす影響/徳留 嘉寛・玉根 強志
■ 研究者の最新動向
・肺高血圧症における伸展活性化チャネルの関与/中村 一文・赤木 達・片野坂 友紀
・N-アセチルグルコサミン糖鎖高分子による線維化組織内の筋線維芽細胞に対する抗炎症作用誘導/伊勢 裕彦
・肺高血圧発症メカニズムの多様性〜クローン性造血の関与〜/中里 和彦
・特殊な発症様式を呈する免疫関連有害事象への対応/仲地 一郎
・抗酸化防御機構に着目した水腎症の早期検出に向けた基礎研究/細畑 圭子・金 徳男・高井 真司
・心臓病治療薬開発に向けた左心室メカノエナジェティクス解析の重要性/小畑 孝二
・肺高血圧症における血小板由来増殖因子の役割/山村 彩
※本文中の解析結果は、難病等患者データを基に執筆者が独自に作成・加工した統計結果であり、厚生労働省が作成・公表している統計等とは異なる。
「Precision Medicine」編集委員会
【委員長】
永井 良三(自治医科大学 学長)
【委 員】
山崎 力(国際医療福祉大学 教授/東京大学 医学部 前教授)
今井 靖(自治医科大学 薬理学講座臨床薬理学部門(兼)内科学講座 循環器内科学部門 教授)
浜本 隆二(国立がん研究センター研究所 がん分子修飾制御学分野長)
武田 憲彦(自治医科大学 分子病態治療研究センター 循環病態・代謝学研究部(兼)附属病院 循環器センター 内科部門)
【編集顧問】本庶 佑(京都大学 特別教授) (順不同)