Precision Medicine 2021年2月号 バイオバンクの医学研究への貢献
Contribution of biobank to the medicinal research
ジャンル・特集 | Precision Medicine |
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著者/編集 | 森田 啓行(東京大学大学院 医学系研究科 循環器内科学講座) |
定価 | 本体2,364円+税 |
発売日 | 2021.02.12 |
判 頁 | B5判 |
ISBN | 17791-02 |
■ 巻頭グラビア
心不全とゲノム・オミックス解析/野村 征太郎
■ 特集
-特集に寄せて-
総論 バイオバンクの現状と今後の展開/森田 啓行
1. 脳梗塞のゲノム疫学:久山町研究/秦 淳・二宮 利治
2. 東北メディカル・メガバンク機構のゲノムコホート・バイオバンク/田宮 元・高山 順
3. ナショナルセンター・バイオバンクネットワーク(NCBN)プロジェクト/冨田 努・宮本 恵宏
4. バイオバンクによる多因子疾患の遺伝性の理解/鎌谷 洋一郎
5. 循環器ハイリスク患者コホートを用いたプレシジョンメディシンの実現 : Ryukyu genome cohort/植田 真一郎
6. 日本多施設共同コーホート(J-MICC)研究による研究支援/若井 建志
■ Information from Industry
・記憶力改善に対する高吸収クルクミン製剤の効果/桑原 良宇・李 炫溙・長瀬 正明
・オリーブオイルポリフェノールのLDL酸化抑制効果/岸本 憲人
・「腸内フローラ」が作り出す物質が健康のカギを握る/光岡 知足・村田 公英
・「ガッテン!」が乳酸菌業界に与えた衝撃 暴かれた乳酸菌の正体/村田 公英
■ 研究者の最新動向
・希少疾患における研究動向とバイオバンク・患者登録レジストリの今後/仁宮 洸太
・バイオバンクをもっと利用しやすく/森田 瑞樹
・腸内細菌由来LPSと循環器疾患/吉田 尚史・山下 智也・平田 健一
・幹細胞による歯周組織再生の試み/岩﨑 剣吾
・アルツハイマー病新薬としての脳内アミリン受容体阻害剤開発/木村 良一
・てんかん原性腫瘍の分子遺伝学的解析と新分類/飯島 圭哉・岩崎 真樹
・ゲノム編集技術と大規模ゲノムデータに基づいた遺伝子治療の展望/土屋 貴穂
・職の不安定性と労働者の心の健康:仕事の資源の緩衝効果/井上 彰臣
・新レニン-アンジオテンシン系因子AT4の分子遺伝学的解析と新高感度測定系/此下 忠志
・歯科心身症患者の脳機能画像:中枢を見据えた個別化医療の構築へ/梅﨑 陽二朗・内藤 徹
「Precision Medicine」編集委員会
【委員長】
永井 良三(自治医科大学 学長)
【委 員】
山崎 力(国際医療福祉大学 教授/東京大学 医学部 前教授)
今井 靖(自治医科大学 薬理学講座臨床薬理学部門(兼)内科学講座 循環器内科学部門 教授)
浜本 隆二(国立がん研究センター研究所 がん分子修飾制御学分野長)
佐藤 寿彦(株式会社プレシジョン 代表取締役)
(順不同)