Precision Medicine 2020年12月号
Tidal stream of cancer precision medicine
ジャンル・特集 | Precision Medicine |
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著者/編集 | 谷 憲三朗(東京大学 定量生命科学研究所 ALA先端医療学社会連携部門) |
定価 | 本体2,364円+税 |
発売日 | 2020.11.25 |
判 頁 | B5判・94頁 |
ISBN | 17791-12 |
■ 巻頭グラビア
特に遺伝子・細胞治療について/谷 憲三朗
■ 特集
-特集に寄せて-
総論 「がん治療における個別化医療の潮流」特集に寄せて/谷 憲三朗
1. がんペプチドワクチンの個別化免疫療法への展開/鈴木 利宙・中面 哲也
2. ゲノム医療と免疫治療の接点/手島 太郎・垣見 和宏
3. ネオ抗原を標的とした新規T細胞療法の開発/清谷 一馬・豊島 雄二郎
4. 難治性がんに対するプレシジョンメディシンの実際/土方 康基
5. 軟部肉腫に対するprecision medicine/高橋 俊二
■ Information from Industry
・個別化ネオアンチゲン療法の実現に向けたin silico解析パイプラインの開発/平糠 和志
・乳酸菌生産物質の各種腫瘍細胞(13株)に対するin vitro 増殖抑制作用の検討/村田 公英
・皮膚および消化管粘膜におけるバリア機能に不可欠な常在菌叢の働き/林 隆博
・コロナウイルスの感染防御とプロバイオティクス/林 隆博
■ 研究者の最新動向
・老化に伴う免疫機能低下を基軸にしたがん免疫療法の効果増強戦略の開発/塚本 博丈
・がん免疫療法看護の質評価指標開発に向けた探索的研究:がん免疫療法看護構成要素の抽出/佐藤 冨美子・服部 千恵子・井上 彰
・高度な遺伝子工学技術を用いた高活性かつ安全ながん治療用TCR-T細胞製剤の開発/西澤 正俊・川瀬 孝和・本庶 仁子・鈴木 隆二・一戸 辰夫
・Glypican-3を標的とした核酸医薬を用いた卵巣がん腹膜転移治療の有用性/櫨川 舞
・口腔癌に対する免疫療法:個別化・複合免疫療法の臨床応用に向けての研究/宮﨑 晃亘・荻 和弘・小池 和茂・岡本 準也・出張 裕也・中井 裕美
・WT1 蛋白を標的とした新規免疫療法の開発ーペプチドワクチンから人体最大の免疫組織,腸管をいかした経口がんワクチンへ/橋井 佳子
・ハイブリッドリポソームを用いたがんに対するセラノスティクス(治療と検出)を目指して/市原 英明・松本 陽子
・散らばった波紋から物体の3次元構造を決定する数理と世界初のマイクロ波マンモグラフィの実現/木村 建次郎・稲垣 明里・前澤 眞之・木村 憲明
「Precision Medicine」編集委員会
【委員長】
永井 良三(自治医科大学 学長)
【委 員】
山崎 力(国際医療福祉大学 教授/東京大学 医学部 前教授)
今井 靖(自治医科大学 薬理学講座臨床薬理学部門(兼)内科学講座 循環器内科学部門 教授)
浜本 隆二(国立がん研究センター研究所 がん分子修飾制御学分野長)
佐藤 寿彦(株式会社プレシジョン 代表取締役)
(順不同)