北隆館

Precision Medicine 2020年11月号

臨床研究における生物統計学の新たな貢献
New contributions of biostatistics in clinical studies
製品情報
ジャンル・特集 Precision Medicine
著者/編集 松山 裕(東京大学大学院 医学系研究科 公共健康医学専攻 生物統計学分野)
定価 本体2,364円+税
発売日 2020.10.26
判 頁 B5判・96頁
ISBN 17791-11
概要

■ 巻頭グラビア
次世代のゲノム医療に向けた新次元ゲノミクス/井元 清哉

■ 特集
-特集に寄せて-
総論 プレシジョンメディシン時代に向けた生物統計学のパラダイムシフト/松山 裕

1. がん臨床試験におけるマスタープロトコル/平川 晃弘
2. バスケット試験の統計的評価/浅野 淳一・佐藤 宏征
3. プレシジョンメディシンに向けた適応的デザイン/堀口 剛・藤川 桂・手良向 聡
4. RMST -免疫療法の生存曲線を例に-/口羽 文
5. メタアナリシスとプレシジョンメディシン/大庭 幸治
6. リアルワールドデータを用いた医薬品・医療機器開発/上村 夕香理

■ Information from Industry
・乳酸菌生産物質の各種腫瘍細胞(13株)に対するin vitro 増殖抑制作用の検討/村田 公英

■ 研究者の最新動向
・分子標的薬の検証的臨床試験におけるアダプティブデザインの活用/魚住 龍史
・肝細胞がんのシグナル伝達と生物統計による層別化/朝倉 暢彦・室井 敦・越川 直彦・鈴木 貴
・中枢神経系原発悪性リンパ腫における予後予測因子の次世代がん治療再生医療への応用/高島 康郎・山中 龍也
・新薬開発における臨床試験後期相での開発中止確率とその関連要因/野島 正寛
・臨床研究に電子カルテは役に立つのか/香川 璃奈
・乳がん診断における乳房専用PET装置の利用/三本 拓也・岸本 成史
・脱細胞化組織を用いた臓器作製~移植ドナー不足の解消を目指して~/福光 剣
・COVID-19対策のための健康観察パーソナルヘルスレコードアプリの開発 ~健康情報利活用のための新しい社会基盤~/山本 景一・石見 拓
・治療抵抗性トリプルネガティブ乳がん治療法の開発/眞田 文博・谷山 義明・藤川 龍弥・柴田 佳那・楽木 宏実・森下 竜一
・ラットの脳室内灌流法によるBNCT用ホウ素薬剤の脳脊髄液中濃度変化/日下 祐江・村田 勲
・乳がん細胞の悪性化進展を制御する亜鉛トランスポーターZIP6/中瀬 朋夏・松井 千紘

「Precision Medicine」編集委員会
【委員長】
永井 良三(自治医科大学 学長)
【委 員】
山崎 力(国際医療福祉大学 教授/東京大学 医学部 前教授)
今井 靖(自治医科大学 薬理学講座臨床薬理学部門(兼)内科学講座 循環器内科学部門 教授)
浜本 隆二(国立がん研究センター研究所 がん分子修飾制御学分野長)
佐藤 寿彦(株式会社プレシジョン 代表取締役)
(順不同)

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