概要

総論 ひきこもりの多面的理解：文化社会モデルから精神医学・心理学・生物学の融合モデルへ(加藤 隆弘)
ひきこもりのモデルマウス(疋田 貴俊)
心の揺らぎ・非合理性のデータ駆動的解読(本田 直樹)
CRAFT を応用したひきこもりの家族支援(境 泉洋)

Indutry News
非定型抗精神病薬「ラツーダ」の特性? 統合失調症・双極性障害のうつ症状に対する
アンメットメディカルニーズの解決に向けて ?(中井 大地)
メラトニン受容体作動性入眠改善剤 メラトベルR顆粒小児用 0.2％(中井 宏紀)
うつ病におけるパーソナル・リカバリーに焦点を当てた患者中心主義に基づく新たなアウトカム評価
(守口 善也・栗山 誠)

－ 最先端医療の今－
｜ Nwd1 によるプリノソーム形成を介した大脳皮質発生機構(山田 晴也・佐藤 彩佳・榊原 伸一)
精神医療におけるロボットの活用(熊﨑 博一)
精神神経疾患に対する非侵襲的脳深部刺激療法(吉田 史章)
慢性アレルギー炎症によるミクログリア機能変容は精神疾患を引き起こす(田中 栄蔵・山﨑 亮)
過剰適応者のスクリーニングと早期発見に向けたチェックリストの開発(阿部 夏希)
COBRA 日本語版を用いた双極性障害寛解期の認知機能障害に関する研究(豊島 邦義)
統合失調症の社会機能研究－遺伝的連続性の解明－(嶋田 貴充)
血清中の IL-17A 過剰が中枢神経系に及ぼす影響(佐々木 哲也)
報酬系脳領域刺激による脳疾患治療(原 巧樹・竹内 雄一)
死後脳の多階層解析による統合失調症病態の層別化(國井 泰人)
レジリエンスにおける前頭前皮質ドパミン系の役割－(篠原 亮太)

編集委員会
編集委員長　岡野栄之（慶應義塾大学医学部生理学）
編集委員　伊藤 裕（慶應義塾大学医学部内科学）
門脇　孝（東京大学糖尿病・代謝内科学）
代田浩之（順天堂大学循環器内科学）
武谷雄二（東京大学名誉教授）
中内啓光（東京大学医科学研究所）
服部信孝（順天堂大学医学部脳神経内科）
渡辺守（東京医科歯科大学消化器内科学）

初代編集委員長 織田敏次（東京大学名誉教授）
前編集委員長 本庶　佑（京都大学特別教授）