概要

総論 ビッグデータが変えたがんの理解（宮野 悟）
クローン性造血における遺伝子変異とコピー数異常の全体像（佐伯 龍之介・小川 誠司）
“ドライ”と“ウェット”から迫るがんの分子病態（梶野 泰祐・高橋 隆）
同一がん遺伝子内の複数変異（斎藤 優樹・片岡 圭亮）
大腸癌多様性への進化と治療戦略（三森 功士）
国際連携でのがん全ゲノムの大規模解析（ 中川 英刀
超大規模シーケンスデータ解析とストレージインフラの現在と将来（伊東 聰）

Indutry News
｜再発 / 難治性びまん性大細胞型 B 細胞リンパ腫の治療戦略（福島 耕治）
がんゲノム医療における全ゲノム解析の意義（鈴木 健介・古川 貴久・佐々木 政人）
ゲノム分野のビッグデータを利用した AI 技術（光石 豊・村上 勝彦・多湖 真一郎・阿部 修也・富士 秀）

－ 最先端医療の今－
心不全のメタボロームと高分解能心電図（鈴木 敦）
髄液リキッドバイオプシー（足立 明彦）
ホスアプレピタントとアンスラサイクリン系抗がん剤併用による血管障害発生に関する研究
（小田 啓祐・髙倉 英樹・森 信博）
ビックデータ解析と in silico 予測を用いた乳がんの増悪や抑制に影響を及ぼす薬物の発掘
（前島 多絵）・飯島 亮介・板垣 文雄）
マスター転写因子の発現・機能化メカニズム（羽澤 勝治）
脈絡膜と超広角眼底撮影（丸子 一朗）
がん転移が骨脆弱化をもたらす原理解明－骨のコラーゲン／アパタイト配向性に着目した骨治療への材料工学的アプローチ－
（松垣 あいら・中野 貴由）
GSK3β を基軸とする食道発がん機構の解明と新規治療戦略の開発
（宮下 知治・源 利成・高村 博之）
ヒトと野生動物の被曝影響分析のための統計モデリングとベイズ法（村瀬 香・大塚 一磨）

編集委員会
編集委員長　岡野栄之（慶應義塾大学医学部生理学）
編集委員　伊藤 裕（慶應義塾大学医学部内科学）
門脇　孝（東京大学糖尿病・代謝内科学）
代田浩之（順天堂大学循環器内科学）
武谷雄二（東京大学名誉教授）
中内啓光（東京大学医科学研究所）
服部信孝（順天堂大学医学部脳神経内科）
渡辺守（東京医科歯科大学消化器内科学）

初代編集委員長 織田敏次（東京大学名誉教授）
前編集委員長 本庶　佑（京都大学特別教授）