概要

総論：日本におけるウイルス性肝炎の疫学と対策(田中 純子)
日本における肝炎総合対策(瀬戸山 博子・島上 哲朗・考藤 達哉)
輸血後肝炎の撲滅に向けて(佐竹 正博)
わが国の C 型肝炎排除（elimination）における懸念
－ SVR 後再感染の可能性とその対策(豊田 秀徳・熊田 卓)
臨床疫学からみた肝炎との闘い
（B 型慢性肝炎の自然史と抗ウイルス療法の発展）(保坂 哲也)
臨床疫学から見た肝がんとの闘い(鳥村 拓司)

Industry News
ヒト肝細胞キメラマウスを利用した
B 型肝炎ウイルス／ D 型肝炎ウイルス共感染モデル(加国 雅和)
CSTD の肝動注化学療法への活用(沖山 忠)
C 型慢性肝炎・代償性肝硬変の治療法の変遷とC 型肝炎 elimination に向けた取り組み
(川名 克芳・佐久間 龍太)
iTACT 技術による「超高感度 HBs 抗原定量試薬」および
「高感度 HB コア関連抗原定量試薬」の開発と臨床的有用性(菊池等)

－ 最先端医療の今－
ウイルス性肝細胞癌の早期診断と非 B 非 C 型肝細胞癌への対応(岡野 淳一)
インターフェロンによる B 型肝炎ウイルス増殖抑制メカニズムに関する検討(柘植 雅貴)
胆汁鬱滞性肝障害を改善しうるリン脂質排出トランスポーター活性化分子
(池田 義人・森田 真也)
立体構造を基盤としたHBV ポリメラーゼ阻害剤の開発(大﨑 恵理子・上田 啓次)

編集委員会
編集委員長　岡野栄之（慶應義塾大学医学部生理学）
編集委員　伊藤 裕（慶應義塾大学医学部内科学）
門脇　孝（東京大学糖尿病・代謝内科学）
代田浩之（順天堂大学循環器内科学）
武谷雄二（東京大学名誉教授）
中内啓光（東京大学医科学研究所）
服部信孝（順天堂大学医学部脳神経内科）
渡辺守（東京医科歯科大学消化器内科学）

初代編集委員長 織田敏次（東京大学名誉教授）
前編集委員長 本庶　佑（京都大学特別教授）