Medical Science Digest 2020年 7月臨時増刊号
Basics of malignant brain tumor-clinical approach
Clinical approach from the basis of malignant brain tumor
ジャンル・特集 | Medical Science Digest |
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著者/編集 | 金村 米博(国立病院機構大阪医療センター) |
定価 | 2,900円 |
発売日 | 2020.06.30 |
判 頁 | B5判・96頁 |
ISBN | 08652-07 |
総論 悪性脳腫瘍の基礎から臨床の現状(金村 米博)
悪性脳腫瘍の分子診断の現状と展望(市村 幸一)
Radiogenomics による脳腫瘍の画像分子診断の現状と展望(木下 学)
エリブリンを用いた膠芽腫の新規治療開発(高橋 雅道・成田 善孝)
悪性神経膠腫に対するウイルス療法(伊藤 博崇・藤堂 具紀)
ホウ素中性子捕捉法(BNCT)を用いた悪性脳腫瘍の治療(川端 信司)
脳内局所広範囲薬剤送達技術(齋藤 竜太)
Industry News
加速器中性子源を用いたホウ素中性子捕捉療法治療システム NeuCureTM
(増井 新・谷崎 直昭・密本 俊典・片岡 昌治)
Cutting Edge
悪性脳腫瘍のヒストン修飾の制御機構とその意義(増井 憲太)
分子イメージングによる脳腫瘍の診断(三宅 啓介・小川 大輔・畠山 哲宗・田宮 隆)
髄芽腫と脂質代謝因子miR-33(峰晴 陽平)
高性能SPECTを用いた中枢神経系リンパ管の循環動態イメージングの開発(水間 広・武田 伸一郎・柳下 淳・桂川 美穂・大貫 和信)
サイクロトロン加速器を用いたホウ素中性子捕捉療法システムの現状
(田中 浩基・鈴木 実・小野 公二)
軸索誘導因子netrin-1シグナルを標的とする新規髄芽腫治療法の開発(中山 寛尚)
中枢神経系原発悪性リンパ腫のがん細胞ダイレクトリプログラミング候補因子の同定(高島 康郎・山中 龍也)
膠芽腫再発に関わるGlioma stem-like cellの増殖と浸潤の分子病態:低酸素にて発現が制御されたCD44とOsteopontinの働き(井上 明宏・西川 真弘・大西 丘倫・國枝 武治)
悪性神経膠腫蛍光ガイド下手術での定量化に関する研究(安栄 良悟)
脳腫瘍に対するBNCT用ホウ素薬剤の脳脊髄液内投与法 (日下 祐江・村田 勲)
悪性脳腫瘍の5-アミノレブリン酸の放射線増感作用のメカニズム:酸化ストレスとミトコンドリア(山本 淳考)
分子標的時代の放射線壊死の病態解明と血管新生阻害薬による新規治療
(古瀬 元雅)
グリア間葉系移行分子メカニズムの解明(永石 雅也)
注意機能温存のための覚醒下手術(廣野 誠一郎)
ニッチを標的とする膠芽腫がん幹細胞の制御(椨 康一・田賀 哲也)
中枢神経病変でのTRK阻害薬耐性(西山 明宏)
小児脳腫瘍の患児の認知機能と教育支援(佐藤 聡美)
(プロ)レニン受容体をターゲットとした脳腫瘍形成能を失わせる抗体およびmicroRNAの探索(小川 大輔・田宮 隆)
細胞内局在を標的とした新規ホウ素製剤が切り拓く次世代BNCT
(藤村篤史・井川和代・植田愛・渡辺香里・道上宏之・市川康明・古矢修一)
細胞の運動と悪性神経膠腫の遊走に関して(小坂 拓也・野々口 直助・鰐渕 昌彦)
編集委員会
編集顧問 本庶 佑(京都大学特別教授)
編集委員長 岡野栄之(慶應義塾大学医学部生理学)
編集委員 伊藤 裕(慶應義塾大学医学部内科学)
門脇 孝(東京大学糖尿病・代謝内科学)
代田浩之(順天堂大学循環器内科学)
武谷雄二(東京大学名誉教授)
中内啓光(東京大学医科学研究所)
仲野 徹(大阪大学幹細胞病理学)
服部信孝(順天堂大学医学部脳神経内科)
渡辺守(東京医科歯科大学消化器内科学)