BIO Clinica 2021年 6月号 ADC(抗体薬物複合体)薬の進歩
Recent progresses on Antibody-Drug Conjugate (ADC)
ジャンル・特集 | BIO Clinica |
---|---|
著者/編集 | 津本 浩平(東京大学大学院 工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻) |
定価 | 2,364円+税 |
発売日 | 2021.05.24 |
判 頁 | B5判・96頁 |
ISBN | 17601-06 |
ADC(抗体薬物複合体)薬の進歩
Recent progresses on Antibody-Drug Conjugate (ADC)
価格:定価2,364円+税
TOP (巻頭言)抗体薬物複合体の展望(松村 保広)
・総論 いよいよ現実になったミサイル療法,Magic BulletとしてのADC(津本 浩平)
・上市された抗体薬物複合体(ADC)(慈幸 貴洋・明松 隆志 他)
・日本アカデミアでの有機合成からのアプローチ(眞鍋 史乃)
・日本アカデミアでの研究例:送達ペプチドを用いた抗体の細胞内導入の試み(二木 史朗)
・親和性ペプチドによる部位特異的修飾ADC(伊東 祐二)
・ハラヴェンⓇを初めてペイロードとして搭載したADC薬「MORAb-202」の前臨床及び初期臨床開発(上仲 俊光)
HISTORY
・自己抗体と膠原病(4)
特発性炎症性筋疾患と自己抗体(三森 経世)
NEWS FROM INDUSTRY
・AJICAP®:位置特異的な抗体薬物複合体の合成による治療指数の拡大 (松田 豊・奥住 竜哉)
・ADC開発を支えるUPLC/MS分析技術(廣瀬 賢治)
・乳酸菌生産物質の各種腫瘍細胞(13株)に対する in vitro 増殖抑制作用の検討(村田 公英)
CLINICAL TOPICS
・液体クロマトグラフィー/質量分析による抗体薬物複合体の構造特性解析(橋井 則貴 48
・特殊な発症様式を呈する免疫関連有害事象への対応(仲地 一郎 54
・ADCのバイオアナリシスの現状(轟木 堅一郎)
・免疫チェックポイント阻害薬によるInfusion Related Reaction(廣部 祥子)
・理論と計算で挑戦する「抗体医薬品設計のIT革命」(山下 雄史)
BIOLOGY TOPICS
・人工ラミニンの構築を目指した細胞培養プラットフォームの開発(保住 建太郎・野水 基義)
・天然タンパク質をターゲットとした位置選択的タンパク質修飾法とADCの開発(寄立 麻琴)
・分岐型糖鎖の高次構造と相互作用原理の解明(山口 芳樹)
「BIO Clinica 」編集委員会構成メンバー
【委員長】
・黒川 清(政策研究大学院大学名誉教授)
【委員】
・門脇 孝(虎の門病院 院長)
・川上 正舒(自治医科大学名誉教授・地域医療振興協会副会長)
・黒川 峰夫(東京大学医学部教授)
・小室 一成(東京大学医学部教授)
・戸田 達史(東京大学医学部教授)
・小池 和彦(東京大学医学部教授)
・戸田剛太郎(東京慈恵会医科大学客員教授)
・萩原 正敏(京都大学医学部教授)
・稲垣 暢也(京都大学医学部教授)
・金倉 譲(住友病院 院長)
・木村 剛(京都大学医学部教授)
・熊ノ郷 淳(大阪大学医学部教授)
・妹尾 浩(京都大学医学部教授)
・高橋 良輔(京都大学医学部教授)
・北 徹(神戸市医療センター中央市民病院長)
・板倉 光夫(徳島大学名誉教授)
・祖父江 元(名古屋大学医学部教授)
・千葉 勉(関西電力病院 病院長)
・中尾 一和(京都大学医学部教授)
・三木 哲郎(阪和第一泉北病院 認知症疾患センター長)
————————–
・本庶 佑(京都大学高等研究院特別教授)