BIO Clinica 2019年 1月号
本庶 佑 教授(BIO Clinica 編集顧問)ノーベル生理学・医学賞受賞記念号
がん免疫の最前線
Frontline of cancer immunotherapy
概要
がん免疫の最前線
Frontline of cancer immunotherapy
製品情報
ジャンル・特集 | BIO Clinica |
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著者/編集 | 池田 裕明(長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科 腫瘍医学分野) |
定価 | 本体2,130円+税 |
発売日 | 2018.12.10 |
判 頁 | B5判・116頁 |
ISBN | 17601-01 |
本庶 佑 教授(BIO Clinica 編集顧問)
ノーベル生理学・医学賞受賞記念号
がん免疫の最前線
Frontline of cancer immunotherapy
価格:定価2,130円+税
本庶 佑 教授(BIO Clinica 編集顧問)ノーベル生理学・医学賞受賞によせて
・PD-1とがん,そして自己と非自己の識別(石田 靖雅 1
・PD-1研究における「点と点」(縣 保年 4
・本庶佑教授のノーベル医学・生理学賞に際して(濵西 潤三 6
TOP (巻頭言) がん免疫治療 —ブレーク・スルーを超えて—(鵜殿 平一郎 11
特集 がん免疫の最前線
・総論:免疫チェックポイント阻害剤の衝撃と,がん免疫療法のさらなる発展
〜新規治療,個別化,複合化〜(池田 裕明)
・免疫チェックポイント阻害薬(濵西 潤三・万代 昌紀)
・キメラ抗原受容体遺伝子改変
T細胞療法の最前線(西尾 信博・髙橋 義行)
・iPS細胞技術を用いたがん免疫療法(早稲田 真澄・金子 新)
・ネオアンチゲンを標的としたがん免疫療法(宮原 慶裕)
・複合がん免疫療法とバイオマーカー(唐﨑 隆弘・垣見 和宏)
BIOLOGY TOPICS
・脊髄性筋萎縮症:SMN遺伝子コピー数の多様性と現生人類アフリカ単一起源説(野口 依子・篠原 正和 他)
・肺がんオルガノイド・血管内皮細胞共培養システムを用いた
細胞間相互作用メカニズムの解明(臼井 達哉・佐々木 一昭)
・新規ペプチドを用いた胆管癌治療法の開発(小林 聡・宮川 眞一 他)
・自己成分由来エクソソームを利用したがん転移治療のための核酸医薬の開発(櫨川 舞)
CLINICAL TOPICS
・補助化学療法を受ける肺がん患者の倦怠感セルフマネジメント促進プログラムの臨床評価(樺澤 三奈子)
・がん診断電気チップの開発(佐藤 しのぶ・竹中 繁織)
・MUSCAT-Assay法の個別化医療への応用(二見 淳一郎)
・小児がんに対するWT1蛋白を標的とした免疫療法の開発ペプチドワクチンから経口がんワクチンへ(橋井 佳子)
・医療の標準化とアクセプタビリティリサーチ(森川 浩子・古家 大祐 他)
・遺伝子変異由来がん抗原:ネオアンチゲンとは?(中津川 宗秀・鳥越 俊彦 他)
NEWS FROM INDUSTRY
・早期がん診断に向けたエクソソーム高効率分離スピンカラム(山崎 秀司)
・がん治療薬の治験実施施設における,治験開始までの期間短縮および延長に影響を与える要因の検討(佐野 絢香・堀内
亮佑 他)
・PETによるがんイメージング研究(塚田 秀夫)
・乳酸菌生産物質の各種腫瘍細胞(13株)に対する in vitro 増殖抑制作用の検討(村田 公英)
・バイオジェニックス複合乳酸菌生産物質「Sixteens®」のメタボローム解析(村田 公英)
・「腸内フローラ」が作り出す物質が健康のカギを握る!(光岡 知足・村田 公英)
・「イルミナ次世代シーケンサーの技術革新と今後の開発の方向性(鈴木 健介)