北隆館

考古調査ハンドブック㉖ 製銅の考古学― 採鉱・製錬・精製・鋳造

古代鋳銅技術の全容を解き明かす
製銅のサイエンス‼
製品情報
ジャンル・特集 考古調査ハンドブック
著者/編集 池田 善文 編集 (元長登銅山文化交流館長)
井澤 英二 監修 (九州大学名誉教授)
定価 3,850円(本体:3,500円+税)
発売日 2025.10.10
判 頁 A5判/336頁
ISBN 978-4-8216-0538-5
概要

本書は銅製錬遺跡,銅精製遺跡の調査事例を中心に据えながら,古代銅生産の全容を科学技術的な視点から解説しています。

目次

Ⅰ.日本の銅山と鉱床(井澤英二)
1 銅鉱業について
2 銅の鉱床
3 各時代の銅生産技術
4 日本の銅山

Ⅱ.銅の採鉱(久間英樹)
1 採鉱とは
2 採鉱方法
3 鉱山開発変遷
4 山口県長登銅山
5 兵庫県多田銀銅山
6 その他の鉱山遺跡
7 まとめ

Ⅲ.製錬(池田善文)
1 銅生産研究略史
2 古代の製錬遺跡
3 中・近世の製錬遺跡
4 遺物からみた銅製錬
5 古代銅製錬復元実験の成果

Ⅳ.銅の精錬・精製(小池伸彦)
1 銅精錬・精製とは
2 古代の銅精錬・精製
3 古代の銅精錬・精製遺跡
4 まとめ

Ⅴ.銅鋳物の鋳造技術(五十川伸矢)
1 銅鋳物の研究
2 銅鋳物の鋳造遺跡と調査研究
3 歴史時代の銅鋳物生産

Ⅵ.付録(井澤英二)
1 鉱床鉛の同位体比
2 銅鉱床の鉱石とスラグの化学組成

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