北隆館

考古学ジャーナル 2018年10月臨時増刊号

埋蔵文化財の活用と観光考古学
Practical use of archaeological asset and tourism archaeology
製品情報
ジャンル・特集 考古学ジャーナル
著者/編集 坂詰 秀一(立正大学名誉教授)編
定価 本体2,482円+税
発売日 2018.10.15
判 頁 B5判・54頁
ISBN 03818-10
概要

観光考古学と2つの視点/馳 浩

はじめに 埋蔵文化財の活用と観光考古学/那波 市郎

Ⅰ.埋蔵文化財の活用/近江 俊秀

Ⅱ.地方自治体の埋文活用
(1)北海道 標津の北方文化 その保存と活用/椙田 光明
(2)東北 国特別史跡多賀城跡附寺跡の保存と活用/白崎 恵介
(3)関東① 「世界の記憶」上野三碑の保存と活用-地域活性化に向けて-/藤守 崇洋
(4)関東② 下野市の文化財バーチャルミュージアムの実践-下野薬師寺,下野国分寺,市内古墳群の保存と活用-/山口 耕一
(5)東京 まちと共存した史跡をめざして-史跡下野谷遺跡の都市型遺跡保護のモデルとしての役割-/亀田 直美
(6)中部 信濃川火焔街道をめぐる地域振興と広域観光/宮尾 亨
(7)東海 浜松市における埋蔵文化財の活用/鈴木 一有
(8)京都 文化資源の「創造」にかかる京都文化博物館の試み/村野 正景
(9)大阪 古市古墳群を活用した地域活性化ビジョン/河内 一浩
(10)中国 青谷上寺地遺跡の保存と活用/野﨑 欽五
(11)四国 史跡能島城跡の保存整備・活用と日本遺産/田中 謙
(12)九州 南九州屈指の大古墳群~西都原古墳群の保存と活用/北郷 泰道
(13)沖縄① 世界遺産 首里城の復原整備/新垣  力
(14)沖縄② 水中考古学の普及啓発とその取り組み/片桐 千亜紀

Ⅲ.観光考古学の地域実践
(1)東京 葛飾柴又のまちづくりと観光振興の模索-重要文化的景観の継承と地域活性化-/谷口 榮
(2)鎌倉 永福寺跡の保存・整備事業と鎌倉歴史文化交流館/小林 伸生・高橋 真作
(3)福岡 太宰府における歴史的景観資源の活用/中島 恒次郎
(4)佐賀 特別史跡吉野ヶ里遺跡の保存と利活用/高島 忠平
(5)沖縄 八重山諸島の水中文化遺産と「海底遺跡ミュージアム」化/小野 林太郎

Ⅳ.座談会
埋蔵文化財の活用と観光考古学/坂詰 秀一・那波 市郎・長谷川 渉・
安住 修二・長井 正欣・河合 英夫
司会  橋本 真紀夫

■ 考古アカデミックレポート
近世近代期の琉球諸島にみるアジア民衆史の「多重境界性」/石井 龍太
「集合的記憶」を支える民具:民具の来歴の記録データが残されない原因についての一考/川邊 咲子

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