概要

1月号　目次　Contents
特 集 DDS×創薬モダリティ：イノベーションの最前線
DDS×Drug discovery modalities: The frontline of innovation

・総論 DDS 技術を基盤とする創薬モダリティイノベーションの現状と展望（根岸 洋一）
・膵臓・膵島集積型ナノ粒子の開発と膵β細胞標的糖尿病治療への応用（尾熊 貴之・金子 雪子・金沢 貴憲）
・mRNA 工学に基づくワクチン，DDS の開発（内田 智士）
・細胞内オルガネラを標的とした次世代DDSプラットフォームの構築（白木 薫・山田 勇磨）
・薬剤内包PLGAナノ粒子を使ったマクロファージへの薬物送達システム（徐 薇・新留 琢郎）
・超音波応答性バブル製剤を利用した遺伝子核酸デリバリー技術（髙橋 葉子･山口 泰暉･根岸 洋一）

技術講座
・超耐光性蛍光プローブを用いたライブセルイメージング（多喜 正泰）

Industrial Info.
・濾過工程におけるリポソームの粒度分布測定（佐藤 優穂）
・Micropore Technologies 社膜乳化技術を用いた製剤開発（高見 浩子・大上 勝弘）

Topics from special edition
・骨タンパクによる脂肪細胞の細胞外環境応答の変化－インスリン感受性亢進機序の解明－（大谷 崇仁）
・C 型肝炎ウイルス排除後も残存する肝細胞内オルガネラ異常の意義（相崎 英樹・坪田 昭人）
・感染環境応答型デポDDS が拓くペプチド創薬モダリティ（林 桃花・淺井 大輔）
・粘膜バリア機能の工学的転用： ムチンを基盤とした腹腔内 DDS の創成（川島 麗・市川 尊文）
・ボツリヌスC 型毒素複合体に見出された経口毒性強化型変異（相根 義昌・宮下 慎一郎）
・微生物トランスグルタミナーゼが拓く精密抗体標識技術（松下 隆彦・松岡 浩司）
・根細胞壁を標的とする植物のアルミニウム毒性発現メカニズム（岩井 宏暁）
・HSV-tk/GCV システムによるアポトーシス誘導が引き起こす抗腫瘍免疫におけるCD8 T 細胞と CD4 T 細胞の異なる役割（城田 英和・梅垣 翔）
・骨代謝調節機構としての骨髄間葉系幹細胞培養由来液性因子（片桐 渉）
・フィブリン干渉による甲状腺機能検査への影響メカニズムと臨床的意義（徳丸 光彬・大場 健司）
・DDS ナノ粒子の表面修飾材料としての細胞膜（安藤 満）
・Ca2＋シグナルから紐解く概日時計の分子機構（飯塚 康介・金 尚宏）
・ガスダーミンD 遺伝子の機能喪失型変異による非定型的ゴーハム病（江面 陽一・大塚 果音・早田 匡芳）
・白身魚由来水溶性タンパク質画分によるGLP-1 分泌制御と食後血糖調節作用（池田 くる美・田中 照佳）

＜編集委員＞
・岡野 栄之 （委員⻑）（慶應義塾大学 教授・再生医療リサーチセンター長）
・阿形 清和 （基礎生物学研究所 名誉教授）
・三浦 正幸 （基礎生物学研究所 所長）
・望月 眞弓 （慶應義塾大学 名誉教授）
・西村 栄美 （東京大学 教授）
＜初代委員長＞
・織田 敏次 （東京大学名誉教授）
＜前編集委員長＞
・本庶 佑 （京都大学特別教授）
・和氣 健二郎 （東京医科歯科大学名誉教授）