北隆館

月刊「細胞」2024年7月号 グリアは神経回路機能の主役か?

グリアは神経回路機能の主役か?
Are glia the main players in making neural circuits work?
製品情報
ジャンル・特集 細胞
著者/編集 田中 謙二(慶應義塾大学医学部先端医科学研究所脳科学研究部門)
定価 2,400円+税
発売日 2024.06.20
判 頁 A4判・78頁
概要

7月号 目次 Contents
特 集 グリアは神経回路機能の主役か?
Are glia the main players in making neural circuits work?

・総論 グリアは神経回路の脇役でしょ(田中 謙二)
・アストロサイトは神経回路機能の主役か?-アストロサイトを介した神経回路機能と行動制御-(繁冨 英治)
・オリゴデンドロサイトと神経回路機能(山崎 良彦)
・発生期のミクログリアの脳定着機構(服部 祐季・増田 隆博)
・シータとサン:グリア細胞による神経調律機能(松井 広)
・脳脊髄液の動態とグリアの関与に関する最近の展開(森 勇樹・平瀬 肇)

技術講座
・代謝物のFRETイメージング(今村 博臣)

Industrial Info.
・サブミクロン空間分解能赤外分光分析(O-PTIR)の生体物質への応用例と展望(小林 華栄)

Topics from special edition
・新生仔期のミクログリアによる神経細胞の生存維持機構(藤田 幸)
・脳梁形成を導くグリアのプレキシン(湯川 和典)
・アセチル化によるDNA修復タンパク質Ku70の機能制御の可能性(藤本 浩文・小池 学)
・アストロサイト-ニューロン相互連関デコーディングによる発達障害の発症機序解明(中嶋 秀行)
・人間の実存を規定する「神経可塑性」を標的とした経頭蓋磁気刺激ニューロモデュレーション(野田 賀大)
・脳梗塞時におけるミトコンドリア転移のメカニズム(中野 貴文)
・敗血症に伴う精神障害におけるT細胞の役割(齋藤 雅史・小谷 穣治 他)
・新規遺伝子導入法による神経幹細胞の分化制御メカニズムの解明(岸 雄介)
・忌避行動学習におけるアセチルコリンの神経細胞内シグナル伝達機構(山橋 幸恵・貝淵 弘三)
・細胞外小胞を利用した脳浮腫抑制剤の開発(杉本 香奈・松本 博志)
・脳疾患に対する大脳皮質成体神経新生の利用可能性(大平 耕司)
・神経損傷が誘起する視床回路の再構築(植田 禎史・宮田 麻理子)

<編集委員>
・岡野 栄之 (委員⻑)(慶應義塾⼤学 教授)
・望⽉ 眞⼸ (慶應義塾⼤学 名誉教授)
・⻄村 栄美 (東京⼤学 教授)
・三浦 正幸 (東京⼤学 教授)
・阿形 清和 (基礎生物学研究所 所長)(順不同)
<初代委員長>
・織田 敏次 (東京大学名誉教授)
<前編集委員長>
・本庶 佑 (京都大学特別教授)

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