月刊「細胞」2024年11月号 膜脂質の“動き”が織りなす多様な生理作用
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膜脂質の“動き”が織りなす多様な生理作用
The diverse physiological functions woven by the membrane lipid dynamics
ジャンル・特集 | 細胞 |
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著者/編集 | 瀬川 勝盛(東京科学大学難治疾患研究所医化学分野) |
定価 | 2,400円+税 |
発売日 | 2024.10.31 |
判 頁 | A4判・78頁 |
11月号 目次 Contents
特 集 膜脂質の“動き”が織りなす多様な生理作用
The diverse physiological functions woven by the membrane lipid dynamics
・総論 膜リン脂質の非対称性と生理作用(瀬川 勝盛)
・細胞膜リン脂質の非対称分布の分子機構と生理機能(宮田 佑吾・瀬川 勝盛)
・フリッパーゼの分子構造基盤(西澤 知宏)
・脂質スクランブリングの分子機構と生理機能(圓岡 真宏・鈴木 淳 他)
・スクランブラーゼの分子構造基盤(櫻木 崇晴)
・細胞脱落の実行におけるホスファチジルセリン露出の役割(川根 公樹)
技術講座
・生細胞内の鉄イオンおよびヘムを検出可能な蛍光プローブ(平山 祐)
Industrial Info.
・自ら構築し拡張可能な4色TIRFユニット製品(井上 裕一・増田 友広)
・ラマン分光法による生細胞判別法とその分析事例(若林 慧)
Topics from special edition
・スフィンゴ脂質の代謝異常リスクに対する生存戦略(谷 元洋)
・脂質非対称の感知機構と細胞応答(小原 圭介)
・脂質2重膜の物理特性の変化とチャネル蛋白質の応答(老木 成稔)
・Musashi-2による骨格筋の恒常性維持機構(古市 泰郎・古谷 綾菜)
・KLHDC1による不良SELENOSの除去(奥村 文彦)
・温度感受性TRPM8チャネルによる消化管機能制御機構(井上 健・伊藤 義人 他)
・アスピリンによるグルタミン代謝リプログラミング(朴 将源)
・BteAによる細胞死誘導機構(桑江 朝臣)
・個体におけるエーテル型リン脂質プラスマローゲンの生合成制御機構と生理機能の解明(本庄 雅則)
・オーファンタンパク質を検出・分析する新しい評価系の開発(川原 裕之)
・心不全の新たな標的としてのCRHR2(竹藤 幹人)
・血管新生のエピジェネティクス制御(神吉 康晴)
<編集委員>
・岡野 栄之 (委員⻑)(慶應義塾⼤学 教授)
・望⽉ 眞⼸ (慶應義塾⼤学 名誉教授)
・⻄村 栄美 (東京⼤学 教授)
・三浦 正幸 (東京⼤学 教授)
・阿形 清和 (基礎生物学研究所 所長)(順不同)
<初代委員長>
・織田 敏次 (東京大学名誉教授)
<前編集委員長>
・本庶 佑 (京都大学特別教授)