月刊「細胞」2024年1月号 性スペクトラム
The spectrum of sex
ジャンル・特集 | 細胞 |
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著者/編集 | 立花 誠(大阪大学大学院生命機能研究科) |
定価 | 2,400円+税 |
発売日 | 2023.12.20 |
判 頁 | A4判・76頁 |
1月号 目次 Contents
特 集 性スペクトラム
The spectrum of sex
・総論 連続する表現型として性を再定義する(立花 誠)
・隠れていた真のマウス性決定因子SRY-Tの発見(立花 誠)
・ゲノム中を動き回る性決定遺伝子(Kabir Ahammad・菊池 潔 他)
・性スペクトラムから見た骨格筋の性(諸橋 憲一郎・馬場 崇)
・魚類の性行動のセクシャリティ(西池 雄志・大久保 範聡)
・揺らぐ性の分子基盤(菊地 真理子・田中 実)
・ボルバキアのオス殺し因子Oscarの発見(勝間 進)
Topics from special edition
・性腺オルガノイドによる性スペクトラムの理解(吉野 剛史)
・精巣分化におけるSox9/SOX9発現制御機構の解明(土屋 育・高田 修治 他)
・性転換魚の生殖腺における性的可塑性と生殖腺に潜む幹細胞(太田 耕平・Tapas Chakraborty)
・性染色体上ヒストン脱メチル化酵素による性スペクトラム制御(岩森 巨樹)
・痛み行動の性差発現における分界条床核外側部CRHニューロンの役割(萩原 裕子)
・多臓器連関に基づく個体のシステムの性スペクトラム(山崎 広貴)
・ヒト性腺の性の多様性をまねくゲノム構造バリアント(服部 淳・深見 真紀)
・性ホルモンと機械的刺激による変形性顎関節症の病態発生機序の解明とその治療戦略(石井 武展)
・代謝特性の性差に基づく生殖細胞の分化制御機構(林 陽平)
・体細胞分化転換機構から解明する性の多様性と性分化疾患の病態(鹿島田 健一・桐野 玄)
・昆虫の性を操作する多様な細胞内因子(陰山 大輔)
<編集委員>
・岡野 栄之 (委員⻑)(慶應義塾⼤学 教授)
・望⽉ 眞⼸ (慶應義塾⼤学 名誉教授)
・⻄村 栄美 (東京⼤学 教授)
・三浦 正幸 (東京⼤学 教授)
・阿形 清和 (基礎生物学研究所 所長)(順不同)
<初代委員長>
・織田 敏次 (東京大学名誉教授)
<前編集委員長>
・本庶 佑 (京都大学特別教授)