月刊「細胞」2023年 4月号 SGLT2阻害薬から見えてくる新たな生体システムの姿
ジャンル・特集 | 細胞 |
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著者/編集 | 金井 好克(大阪大学大学院医学系研究科 生体システム薬理学) |
定価 | 2,182円+税 |
発売日 | 2023.03.23 |
判 頁 | A4判・80頁 |
ISBN | 04127-04 |
月刊「細胞」2023年
4月号 目次 Contents
特 集 SGLT2阻害薬から見えてくる新たな生体システムの姿
New aspects of biological systems revealed by SGLT2 inhibitors
・総論 SGLT2阻害薬の作用メカニズムと多面的な薬理作用(金井 好克)
・SGLT2の生理機能と治療標的としての意義(金井 好克)
・SGLT2阻害剤のオートファジー制御による臓器保護作用(辻 憲二・和田 淳 他)
・SGLT2阻害薬による骨格筋代謝と機能への効果(中村 慎太郎・宮地 康高 他)
・心不全治療薬としてのSGLT2阻害薬の作用機序(佐藤 公雄)
・SGLT2阻害薬によるNAD+合成系-サーチュインの活性化を介した腎保護効果(山口 慎太郎・伊藤 裕)
技術講座
・ 無花粉スギの組織培養による増殖(上野 真義・森口 喜成 他)
Industrial Info.
・ SGLT2阻害薬の肝臓と骨格筋に与える影響(佐藤 有理・地野 之浩 他)
Topics from special edition
・ 腎老化とオートファジー ~SGLT2阻害薬の知見もあわせて(南 聡)
・ 心不全におけるSGLT2-腎神経連関(桂田 健一・今井 靖)
・ 簡便で汎用性の高いオートファジー定量法(山本 林)
・ 尿酸の炎症反応を介した慢性腎臓病進展メカニズムと腎臓病態評価モデルの構築(荒川 大)
・ SGLT2阻害薬の新規可能性 -腎臓結石形成抑制作用-(阿南 剛・森 建文 他)
・ 細胞の中から健康に保つ:オートファジーの分子機構と生理的役割 田端 桂介)
・ 糖尿病性筋萎縮を理解する最新知見 -糖尿病性筋萎縮の新たな評価指標-(江島 弘晃)
・ SGLT2阻害薬の心筋機械的負荷誘発性酸化ストレス抑制効果(千葉 弓子・入部 玄太郎)
・ 非典型オートファジーの研究から見える生体恒常性の姿 ―新たな細胞内分解経路のメカニズムと病態生理的意義(藤原 悠紀)
・ 超難治性血液がんの糖代謝特性に注目した糖尿病治療薬SGLT2阻害薬の抗腫瘍効果の発見(仲地 佐和子・益崎 裕章 他)
・ 歯周疾患に起因する糖尿病性腎症と糖尿病憎悪連鎖(梶原 弘一郎・沢 禎彦)
・ SGLT2阻害薬の膵β細胞保護効果(木村 友彦・金藤 秀明)
・ 新たな病態モデルとしての尿細管オルガノイド(森 槙子・森 雄太郎 他)
<編集委員>
・岡野 栄之 (委員⻑)(慶應義塾⼤学医学部⽣理学教授)
・望⽉ 眞⼸ (慶應義塾⼤学 薬学部医薬品情報学教授)
・⻄村 栄美 (東京医科⻭科⼤学難治疾患研究所教授)
・三浦 正幸 (東京⼤学⼤学院薬学系研究科遺伝学教授)
・阿形 清和 (基礎生物学研究所 所長)
(順不同)