月刊「細胞」2022年12月臨時増刊号 漢方薬・生薬研究の最前線 ―臨床応用を主眼として
Frontiers of research on Kampo and herbal medicines –Focusing on clinical applications
ジャンル・特集 | 細胞 |
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著者/編集 | 小松かつ子(富山大学 和漢医薬学総合研究所) |
定価 | 2,636円+税 |
発売日 | 2022.12.01 |
判 頁 | A4判・62頁 |
ISBN | 04128-12 |
12月臨時増刊号 目次 Contents
特 集 漢方薬・生薬研究の最前線 ―臨床応用を主眼として
Frontiers of research on Kampo and herbal medicines –Focusing on clinical applications
・総論 日本における漢方薬・生薬の応用の現状と展望(小松 かつ子)
・高齢者疾患(認知症・サルコペニア)に有効なボタニカルプロダクト(東田 千尋・稲田 祐奈 他)
・麻黄の新しい薬効の発見から新規生薬エキス・EFEの開発へ(日向 須美子)
・五苓散の薬理作用とアクアポリンの密接な関係(礒濱 洋一郎・村上 和仁)
・生活習慣病と腸内細菌・漢方方剤(藤坂 志帆・戸邉 一之 他)
・がんサポーティブケアへの漢方製剤の活用(元雄 良治)
Topics from special edition
・漢方薬・排膿散の線維芽細胞に対する影響(南 正明)
・人工知能による東洋医学の診断・治療に係る支援システムの創生(田村 裕・並木 隆雄 他)
・変形性膝関節症に対する防已黄耆湯の治療効果に関する基礎的解析(奥茂 敬恭・砂川 正隆 他)
・生薬成分によるFurin Cleavage Site(FCS)開裂抑制およびSARS-CoV-2感染抑制効果(北村 雅史・林 豪士 他)
・糸状菌由来の抗酸化物質と線虫の寿命延長効果(高松 智・川添 和義 他)
・PESI/MS/MSの植物の代謝物分析への活用(白武 勝裕・財津 桂)
・漢方薬・生薬によるアレルギーのin vitro診断試験(DLST/LMT)時の至適反応抗原濃度に関する検討(齊藤 幹央)
・好酸球性副鼻腔炎に対する漢方薬と中国針併用治療が有効であった一症例(長森 夏弥子(崔 邁))
・ジギタリス種子から単離したステロイド配糖体とエトポシドとの併用による細胞毒性の相乗的増強効果とICD誘導の可能性(松尾 侑希子・三巻 祥浩)
・人参養栄湯に関する包括的な薬理作用の探索(亀卦川 真美・曽根 秀子)
<編集委員>
・岡野 栄之 (委員⻑)(慶應義塾⼤学医学部⽣理学教授)
・望⽉ 眞⼸ (慶應義塾⼤学 薬学部医薬品情報学教授)
・⻄村 栄美 (東京医科⻭科⼤学難治疾患研究所教授)
・三浦 正幸 (東京⼤学⼤学院薬学系研究科遺伝学教授)
・阿形 清和 (基礎生物学研究所 所長)
(順不同)