月刊「細胞」2021年 4月号 温度による生命活動制御
ジャンル・特集 | 細胞 |
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著者/編集 | 富永 真琴(自然科学研究機構 生理学研究所/生命創成探究センター) |
定価 | 2,182円+税 |
発売日 | 2021.03.22 |
判 頁 | A4判・74頁 |
ISBN | 04127-04 |
4月号 目次 Contents
特 集 温度による生命活動制御 Regulation of biological activity by temperature
・ 総論 「温度生物学」研究の今(富永 真琴)
・ 温度感受性TRPチャネルと生理機能(富永 真琴)
・ 細胞内温度シグナリングによる細胞機能(岡部 弘基)
・ 環境ストレスを生き抜くための体温の動的制御(中村 和弘)
・ 冬眠・休眠動物にみられる低体温とその臨床応用の可能性(砂川 玄志郎)
・ 褐色脂肪組織と体温調節 ―ヒトでの知見を中心に― (斉藤 昌之)
技術講座
・ 食の未来:培養肉開発最前線(島 亜衣・竹内 昌治)
Industrial Info.
・ ホップの生理作用に関する温度生物学的研究とその応用(山崎 雄大・小原 一朗)
・ 呼気分析用質量分析システムの応用(石井 均)
Topics from special edition
・ 蛍光性ナノダイヤモンドによる細胞の温度・熱伝導計測(外間 進悟)
・ 温度感受性TRPチャネルと消化管機能(井上 健・伊藤 義人 他)
・ 植物が温度ノイズの中から冬を感知するメカニズム(開 勇人・河村 幸男 他)
・ 発熱植物ザゼンソウの温度制御システム(伊藤 菊一)
・ リボソーム改変による好熱菌の低温適応進化(宮崎 健太郎)
・ 炎症性腸疾患モデルにおけるTRPチャネルの役割(松本 健次郎・加藤 伸一)
・ 爬虫類の体温調節行動および性決定機構における温度感受性TRPチャネルの働き(赤司 寛志・宮川 信一)
・ 低体温による膵傷害のメカニズム解明(井上 弘行・成松 英智 他)
・ 低体温療法の分子機序解明に向けた基礎研究の現状と展望(道志 勝)
・ 線虫の凍結・低温耐性を改善する氷結合タンパク質の生体内作用機序の解明(倉持 昌弘・佐々木 裕次 他)
・ 過敏性腸症候群モデルの結腸における低温感受性TRPM8神経の増加(堀江 俊治・田嶋 公人 他)
<編集委員>
・岡野 栄之 (委員⻑)(慶應義塾⼤学医学部⽣理学教授)
・望⽉ 眞⼸ (慶應義塾⼤学 薬学部医薬品情報学教授)
・⻄村 栄美 (東京医科⻭科⼤学難治疾患研究所教授)
・三浦 正幸 (東京⼤学⼤学院薬学系研究科遺伝学教授)
・阿形 清和 (基礎生物学研究所 所長)
(順不同)
<初代編集長>
・織田 敏次 (東京大学名誉教授)
<前編集委員長>
・本庶 佑 (京都大学特別教授)