月刊「細胞」2021年 10月臨時増刊号 新規細胞死機構が制御する生体応答
Biological Responses of new types of regulated cell death pathways
ジャンル・特集 | 細胞 |
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著者/編集 | 中野 裕康(東邦大学医学部医学科 生化学講座) |
定価 | 2,636円+税 |
発売日 | 2021.10.04 |
判 頁 | A4判・70頁 |
ISBN | 04128-10 |
10月臨時増刊号 目次 Contents
特 集 新規細胞死機構が制御する生体応答
Biological Responses of new types of regulated cell death pathways
・ 総論 個人的な細胞死研究体験(中野 裕康)
・ カスパーゼの非細胞死性の機能(篠田 夏樹・三浦 正幸)
・ パイロトーシス-炎症性プログラム細胞死と疾患(榧垣 伸彦)
・ ネクロプトーシスの制御機構と病理的意義(森脇 健太・中野 裕康)
・ 酸化ストレス誘導性ネクローシスの抑制剤開発(闐闐 孝介・袖岡 幹子)
・ 解析が進むフェロトーシスの制御機構(今井 浩孝)
・ オートファジーと細胞死のクロストーク(清水 重臣)
・ ホスファチジルセリンと死細胞の認識(瀬川 勝盛)
Topics from special edition
・ 細胞内空胞形成とメスオーシス(秋 利彦・上村 公一)
・ 細胞内ホスホリパーゼA1の変異が神経変性病の原因になる-リン脂質代謝と細胞死(山下 純)
・ 細胞の形態変化から見た放射線で誘発される細胞死(桑原 義和・栗政 明弘 他)
・ 銀ナノ粒子による肺がん細胞のプログラム細胞死(宮山 貴光・松岡 雅人)
・ グルタミン代謝阻害とセノリシスを組み合わせた新しい放射線治療の可能性(藤本 政毅・稲波 修 他)
・ 新しい細胞死機構“スポトーシス”(江頭 恒)
・ タウ蛋白とオートファジー(濱野 忠則・中本 安成 他)
・ がんゲノミクスデータ解析を起点としたがん幹細胞の生存機構の解明(多森 翔馬・秋本 和憲 他)
・ ミトコンドリアにおけるメカニカルストレス感知と応答(小林 剛・東谷 篤志 他)
・ トポイソメラーゼ阻害剤が引き起こすDNA損傷の修復機構(津田 雅貴・清水 直登)
<編集委員>
・岡野 栄之 (委員⻑)(慶應義塾⼤学医学部⽣理学教授)
・望⽉ 眞⼸ (慶應義塾⼤学 薬学部医薬品情報学教授)
・⻄村 栄美 (東京医科⻭科⼤学難治疾患研究所教授)
・三浦 正幸 (東京⼤学⼤学院薬学系研究科遺伝学教授)
・阿形 清和 (基礎生物学研究所 所長)
(順不同)
<初代編集長>
・織田 敏次 (東京大学名誉教授)
<前編集委員長>
・本庶 佑 (京都大学特別教授)