月刊「細胞」2021年 10月号 iPS細胞活用の将来
The future of iPS cell utilization
ジャンル・特集 | 細胞 |
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著者/編集 | 江藤 浩之(京都大学 iPS細胞研究所 CiRA 臨床応用研究部門) |
定価 | 2,182円+税 |
発売日 | 2021.09.22 |
判 頁 | A4判・72頁 |
ISBN | 04127-10 |
10月号 目次 Contents
特 集 iPS細胞活用の将来
The future of iPS cell utilization
・ 総論 iPS細胞技術の賞味期限はいつなのか?(江藤 浩之)
・ オルガノイドの自己組織化論(武部 貴則)
・ 細胞代謝機構に基づく選別を活用した臨床応用戦略(田野﨑 翔・遠山 周吾)
・ iPS細胞作製技術を応用したがん研究(長田 巧平・山田 泰広 他)
・ iPS細胞を用いた自閉症と認知症の研究(柴田 圭輔・井上 治久 他)
・ AIで切り拓く医科学研究の未来(川上 英良)
技術講座
・ 1細胞プロテオミクスの最先端(青木 航)
Industrial Info.
・ FDSS/µCELLによるiPS細胞由来分化細胞を用いたHigh Throughput Screening(片岡 卓治)
・ 高効率往復動撹拌培養装置“VMFリアクター”の開発と製品化(加藤 好一)
・ 研究を加速させるQuick-Tissue™技術(饗庭 一博・近澤 奈々)
・ iMatrixテクノロジーと細胞培養(津山 陽一)
・ 細胞製品の製造プロセスの研究開発(松浦 哲也・渡 健治)
・ バイオ 3D プリンタを用いた三次元組織作製と再生医療への展開(鳥井 蓉子・秋枝 静香)
Topics from special edition
・ ヒトiPS細胞由来神経細胞移植による認知症治療(村山 正承)
・ ミトコンドリア量と ALCAM の組み合わせによるヒト多能性幹細胞由来肝細胞の精製法(山下 裕美・服部 文幸)
・ 相同組換えによるHLAホモ化細胞バンクおよび創薬のためのiPS細胞創出システムの構築(吉村 康秀)
・ 多数の患者 iPS 細胞を用いた脊髄性筋萎縮症の薬剤応答性の個人差の解明に向けて(舩戸 道徳)
・ 自閉スペクトラム症医療を加速する発症の臨界期および抑制回路発達機構の解明(三好 悟一)
<編集委員>
・岡野 栄之 (委員⻑)(慶應義塾⼤学医学部⽣理学教授)
・望⽉ 眞⼸ (慶應義塾⼤学 薬学部医薬品情報学教授)
・⻄村 栄美 (東京医科⻭科⼤学難治疾患研究所教授)
・三浦 正幸 (東京⼤学⼤学院薬学系研究科遺伝学教授)
・阿形 清和 (基礎生物学研究所 所長)
(順不同)
<初代編集長>
・織田 敏次 (東京大学名誉教授)
<前編集委員長>
・本庶 佑 (京都大学特別教授)