地域ケアリング2023年8月号 特集 認知症とともに生きる:共生の実現にむけて
ジャンル・特集 | 地域ケアリング |
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著者/編集 | 永田 久美子(認知症介護研究・研修東京センター副センター長(兼)研究部長) |
定価 | 本体1,273円+税 |
発売日 | 2023.07.22 |
判 頁 | A4判・94頁 |
あの人にインタビュー 津金澤 寛 (つばさグループ 株式会社オールプロジェクト 代表取締役)
特集 認知症とともに生きる:共生の実現にむけて
●超・超高齢社会の活路を拓く 認知症とともに生きる希望を広げ、ともに生きる活力のあるわがまちを
General remarks: Beyond a super aged society: Spreading hope for living with dementia and cultivating vibrant, symbiotic communities
永田 久美子(認知症介護研究・研修東京センター副センター長(兼)研究部長)
Kumiko Nagata Tokyo Center for Dementia Care Research and Practices
●これからの新常識:認知症とともに生きる 私たち本人が、暮らしと地域をいっしょに創る
The new normal in the future: We who live with dementia create our lives and communities together
藤田 和子(一般社団法人日本認知症本人ワーキンググループ 代表理事)
Kazuko Fujita Japan Dementia Working Group
●本人の声をすべての起点に:認知症バリアフリーのまちを総活躍で実現
Making the individual’s opinion the starting point for everything: Realizing a barrier-free town for dementia with all efforts
谷口 泰之(御坊市役所 市民福祉部 介護福祉課 地域支援係 係長)
Yasuyuki Taniguchi Gobo City Hall Citizens’ Welfare Department Community Support Section, Care and Welfare Division
●アクション農園倶楽部で出会い、つながり、自然体の共生へ
Encounters, connections, and coexistence at Action Farm Club
國松 明美(湯沢町健康福祉部健康増進課 主任介護支援専門員)
Akemi Kunimatsu Yuzawa Town Health and Welfare Department Health Promotion Division
●認知症の本人とともに「働き方改革」介護も子育てもお互いの力を活かして共生の地域に
Work style reform with people with dementia ― Careing and child-rearing make use of each other’s strengths to create a symbiotic community ―
鈴木 裕太(社会福祉法人新生寿会 きのこ地域連携室 室長)
Yuuta Suzuki General Manager, Shinseikai Kinoko Community Liaison Office
福祉・医療の現場から
◎認知症前臨床期の早期発見・改善に向けた抑制機能を指標とするアプリケーション開発
兒玉 隆之 Takayuki Kodama
◎認知症患者は指タップ能力が低下しやすい
鈴村 彰太 Shota Suzumura 杉岡 純平 Junpei Sugioka 近藤 和泉 Izumi Kondo
◎ケア現場で働く在日外国人ケア労働者と日本人スタッフの協働文化の構築に向けて
畠中 香織 Kaori Hatanaka 山本 恵美子 Emiko Yamamoto 田中 共子 Tomoko Tanaka
◎問題解決システムとしての生成的地域包括ケアシステム論の構築
大下 由美 Yumi Oshita
◎軽度認知症の人の自己を支えるケアガイドライン開発に向けて
土岐 弘美 Hiromi Toki 中平 洋子 Yoko Nakahira 小原 弘子 Hiroko Kohara
◎生活保護受給におけるスティグマと生活保護利用の選択への影響―生活保護受給経験のある野宿生活者の語りから―
白井 裕子 Hiroko Shirai
◎老年医学卒前教育の15年間の変化
金子 英司 Eiji Kaneko 阿部 庸子 Yasuko Abe
◎在宅療養者の災害時の備えを継続的に更新・把握できる訪問看護師のための手法の検証
渡邊 朱美 Akemi Watanabe 森戸 雅子 Masako Morito
宮崎 仁 Hisashi Miyazaki 大姶良 義将 Yoshimasa Oaira
◎「自分らしく」最後まで生き抜く を支援する
尾形 由起子 Yukiko Ogata
◎認知症におけるタウタンパクの蓄積と認知機能脳病態の評価
肥田 道彦 Michihiko Koeda 舘野 周 Amane Tateno 大久保 善朗 Yoshiro Okubo
◎生活支援コーディネーターの役割と彼らが開発した総合事業の現状―総合事業を利用する高齢者と支援者の日常生活より―
鈴木 岸子 Kishiko Suzuki
◎FPPのメディカルフード的役割による認知症予防への試み
大里 真幸子 Maki Osato
◎嚥下模型操作による液体食品の誤嚥の防止に対するとろみの効果の評価
吉田 雅典 Masanori Yoshida 鶴田 裕子 Yuko Tsuruta
髙子 雄一朗 Yuichiro Takako 鈴木 崚太 Ryota Suzuki
◎地域に潜在する支援が必要な状態にある高齢者への予防的介入―セルフ・ネグレクトの発生要因である危機的ライフイベントに着目して―
岡本 名珠子 Namiko Okamoto
◎認知症家族介護者に対する認知行動療法-自責感-
齋藤 嘉宏 Yoshihiro Saito
地域ケアリング企画編集委員会(五十音順)
【委員長】三浦 公嗣先生(藤田医科大学特命教授)
【委員】足立 聖子(社会福祉法人伸こう福祉会前理事長)
川越 雅弘(埼玉県立大学大学院研究科教授)
清水 正美先生(城西国際大学福祉総合学部福祉総合学科教授)
田中 和美先生(神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部教授)
松下 能万(公益社団法人日本介護福祉士会事務局長)
【名誉委員長】 京極 髙宣(国立社会保障・人口問題研究所名誉所長)