概要

■ 今月の言葉
「治らない慢性疾患」から「制御可能な免疫疾患」へ／竹野 幸夫

■ 特集
総論 鼻副鼻腔炎治療の新たなパラダイム／吉川 衛
鼻副鼻腔炎治療における生物学的製剤の位置づけ／洲崎 勲夫
生物学的製剤の投与を必要とする難治性病態／戸嶋 一郎
生物学的製剤の作用メカニズムと臨床効果／芦田 直毅・津田 武
生物学的製剤の有害事象とその注意点／檜垣 貴哉
併存疾患を考慮した生物学的製剤の選択／松岡 伴和・荒井 秀寿
今後の課題と将来展望／中山 次久

■ 私は思う
特異自己抗体の産生機序―クリプティックエピトープ仮説／佐藤 実

■ Academic Topics
・ Dupilumab は好酸球性副鼻腔炎による睡眠障害を抑制する／中村 真浩
・ 生物学的製剤が誘導する免疫エピジェネティクス変容の1 分子量子解析／大城 敬人
・ Augmented Reality（AR）技術を利用した呼吸器・アレルギー疾患の学習／鈴木 慎太郎・能條 眞・イズデプスキ 龍也・泉 美貴
・ 小児用点鼻薬デバイスの使用性評価／村田 実希郎・難波 昭雄・久保田 清・林 正保・定本 清美・鷲見 正宏
・ Helicobacter pylori 除菌治療の最新動向：2024 ガイドライン以降のエビデンスと次なる一手／須江 聡一郎
・ 気管支喘息児の保護者のニーズと呼吸リハビリテーション／山根 主信
・ 特定保健指導におけるアレルギー包括管理モデルの再定式化／島川 龍載
・ 新規免疫反応評価法“QASAS 法”の可能性／船越 洋平・大路 剛・松谷 隆治・大上 雅史・藥師神 公和
・ 染色体工学技術による染色体異数性疾患モデルiPS 細胞の作製／宇野 愛海・香月 康宏・冨塚 一磨
・ HASPIN 阻害剤クメストロールを含む豆モヤシ経口摂取の抗がん，抗アルツハイマー作用／田中 宏光
・ 痛覚変調性疼痛の理解と病態解明および新たな治療法開発に向けて／臼井 千恵
・ 健康・医療データのプラットフォームによるアレルギー疾患管理戦略－国立循環器病研究センターの健都データプラットフォームを踏まえて－／竹村 匡正・佐藤 瑞月・山下 晃平・門野 勇介・政岡 祐輝・櫻井 理紗・板頭 信浩・山本 剛・平松 治彦
・ 粒子による肺炎症モデル－サステナブルな時代を意識した新規検査法クロットバイオプシーによる解析－／𠮷田 安宏

 

「アレルギーリウマチ性疾患」編集委員会
〈編集委員長〉
山口 正雄 （帝京大学ちば総合医療センター 第三内科（呼吸器）教授）
〈編集委員〉（五十音順）
川畑 仁人 （聖マリアンナ医科大学病病院リウマチ・膠原病・アレルギー内科教授）
佐伯 秀久 （日本医科大学皮膚科教授）
清水 正樹 （東京科学大学小児科）
萩野 　昇 （帝京大学ちば総合医療センター 第三内科（リウマチ））
増田 　敬 （同愛記念病院小児アレルギーセンター）
松根 彰志 （大森赤十字病院）
〈初代編集委員長〉
石崎 達 （独協医科大学名誉教授）
〈名誉編集顧問〉
織田 敏次 （東京大学名誉教授・日赤医療センター
名誉院長）
牧野 荘平 （獨協医科大学名誉教授）