アレルギーの臨床 2021年4月号 喘息病態の難治化因子
Managing Asthma with risk factors and Comorbidities
ジャンル・特集 | アレルギーの臨床 |
---|---|
著者/編集 | 多賀谷 悦子(東京女子医科大学呼吸器内科学講座) |
定価 | 本体2,364円+税 |
発売日 | 2021.03.22 |
判 頁 | B5判・94頁 |
ISBN | 01417-04 |
■ 今月のことば(546)
喘息のフェノタイプ,エンドタイプと環境因子/久田 剛志
■ 特集
-特集に寄せて-
喘息の難治化因子を見極める,それが治療を制する鍵である/多賀谷 悦子
1. アレルギー性鼻炎と喘息の関係/上原 翔・松永 和人
2. 好酸球性副鼻腔炎・好酸球性中耳炎/瀬尾 友佳子・野中 学
3. 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症/釣木澤 尚実・押方 智也子
4. 喘息難治化因子としての真菌感作/関谷 潔史
5. 肥満と喘息/鈴川 真穂
6. 運動誘発・食物依存性運動誘発アナフィラキシー/本村 知華子
■ 症例報告
〈皮膚科・アレルギー科〉 トラネキサム酸による固定薬疹の1例/杉浦 真理子・杉浦 啓二
■ Company’s Topics
・質量分析イメージングを用いた喘息病態におけるアセチルコリン可視化の取り組み/菅 裕徳
■ Clinical Academic Topics
・COPD患者の身体活動性向上のための多角的戦略/南方 良章
・1.矢追インパクト療法(Y.I.T.)による新型コロナ感染症の予防の可能性/山脇 昂
・2.矢追インパクト療法(Y.I.T.)による糖尿病&慢性腎炎治療/山脇 昂
・イヌTh2サイトカイン遺伝子発現に関わる調節領域について/岡本まり子・藤川 友香・大庭 愛海
・好酸球性副鼻腔炎に伴う嗅覚障害の病態生理/籠谷 領二・近藤 健二・山岨 達也
・スギ花粉舌下免疫療法における奏効性予測法/栗坂 知里・秋山 晴代
・ケルセチン含有食品による抗アレルギー作用-プラセボ対照ランダム化二重盲検並行群間比較試験/山田 静雄・白井 みち代・吉木 拓・川田 晋
・低肺機能症例に施行した気管支熱形成術(BT)の検討/丹羽 義和・磯谷 澄都・井上 敬浩・岡村 拓哉・近藤 征史・今泉 和良
・黄砂やPM2.5の鼻アレルギー症状への影響/上野 貴雄・東朋美・吉崎 智一
・気管支喘息における新規炎症収束性メディエーターResolvinの役割/齋藤(青木) 悠・齋藤 従道・久田 剛志
・ヒト培養細胞における,喘息で増加する気道粘液MUC5ACの産生と分泌の抑制/ 岩下 淳・樫谷 昌利・村田 純
・肝保護食品としての豆乳の乳酸菌発酵ろ液の可能性/野嶽 勇一
・咳を反復する寒冷に過敏な体質について/中尾 善亮
・小児喘息発作と酸素飽和度の関係/末廣 豊・大和 謙二・亀崎 佐織
「アレルギーの臨床」編集委員会
〈編集委員長〉
山口 正雄 (帝京大学ちば総合医療センター 第三内科(呼吸器)教授)
〈編集委員〉(五十音順)
佐伯 秀久 (日本医科大学皮膚科教授)
谷口 正実 (湘南鎌倉総合病院 免疫・アレルギーセンター長)
増田 敬 (同愛記念病院小児アレルギーセンターセンター長)
松根 彰志 (日本医科大学耳鼻咽喉科教授)