アレルギーの臨床 2021年2月号 アレルギーとリンパ球、マスト細胞、好塩基球 ―最新の知見―
Development in research of lymphocytes, mast cells and basophils in allergy
ジャンル・特集 | アレルギーの臨床 |
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著者/編集 | 岡山 吉道(日本大学医学部総合医学研究所アレルギー免疫プロジェクトチーム 他) |
定価 | 本体2,364円+税 |
発売日 | 2021.01.22 |
判 頁 | B5判・94頁 |
ISBN | 01417-02 |
■ 今月の言葉
味噌汁の具/松本 健治
■ 特集
総論 アレルギー炎症クラスターの空間・時間的な解析/岡山 吉道
アトピー性皮膚炎における2型自然リンパ球/今井 康友
グループ2自然リンパ球によるアレルギー制御機構/善本 知広
脂質メディエーターによるマスト細胞とアレルギー炎症の制御/村上 誠
マスト細胞に発現する抑制性受容体Allergin-1,CD300aによるアレルギー制御/小田 ちぐさ・柴垣 翔平・田原 聡子・渋谷 彰
マスト細胞由来が遊離する細胞外小胞による炎症の制御/豊島 翔太
アレルギー炎症における好塩基球の役割/三宅 健介・烏山 一
■ 先端医学講座96
アレルギー性炎症とIL-33産生/奈邉 健
■ 臨床報告
咳を反復する寒冷に過敏な体質について/中尾 善亮
■ Clinical Academic Topics
・犬アトピー性皮膚炎の新規治療方法に関する提言~医学的視点導入の重要性~/川野 浩志・栃尾 巧
・好酸球性副鼻腔炎における鼻ポリープ中への好酸球浸潤の機序について/堤内 俊喜・藤枝 重治・小林 基弘
・ヒトB細胞分化におけるアミノ酸を介した免疫代謝機構の解明~SLE新規治療の創出~/岩田 慈・田中 良哉
・乳児期のアトピー性皮膚炎発症に対する新生児期からの継続的な保湿剤外用による予防効果は乏しい/外川 八英・下条 直樹
・好酸球性副鼻腔炎の病態におけるカンナビノイドシステムの寄与/梅本 真吾・鈴木 正志
・配合剤による喘息治療下に於ける吸入短時間作動性β2 -交感神経受容体刺激剤の立場とその使用方法/池田 賢次・池田 裕香
・大腸癌および潰瘍性大腸炎における自然リンパ球の役割/池田 敦世・荻野 崇之・水島 恒和・土岐 祐一郎・江口 英利
・スギ花粉内在性β-グルカンによる樹状細胞活性化と花粉アレルゲン特異的抗体産生の促進作用/安達 禎之・菅野 峻史・平塚 理恵・大野 尚仁
・マスト細胞のP2X4受容体活性化を介したアレルギー反応の増強/松岡 功・吉田 一貴・伊藤 政明
・腸管上皮由来エキソソームがキャリアーするマイクロRNAによる炎症性サイトカインの発現抑制/阿栄 高娃・Michael G. Appiah・朴 恩正・島岡 要
■ Biological Academic Topics
・T細胞依存的アレルギー性炎症の臓器・サブセット特異的な薬剤応答性/神沼 修・三浦 健人・林 啓太朗・佐伯 真弓・廣井 隆親・森 晶夫
「アレルギーの臨床」編集委員会
〈編集委員長〉
山口 正雄 (帝京大学ちば総合医療センター 第三内科(呼吸器)教授)
〈編集委員〉(五十音順)
佐伯 秀久 (日本医科大学皮膚科教授)
谷口 正実 (湘南鎌倉総合病院 免疫・アレルギーセンター長)
増田 敬 (同愛記念病院小児アレルギーセンターセンター長)
松根 彰志 (日本医科大学耳鼻咽喉科教授)