北隆館

アレルギーの臨床 2020年11月号

石坂公成・照子博士夫妻の遺産―IgE温故知新―
Legacy of Drs. Kimishige & Teruko Ishizaka; The discoverers of IgE
製品情報
ジャンル・特集 アレルギーの臨床
著者/編集 斎藤 博久(国立研究開発法人 国立成育医療研究センター研究所)
定価 本体2,364円+税
発売日 2020.10.23
判 頁 B5判・96頁
ISBN 01417-11
概要

■ 今月の言葉
独創性と桂馬飛び3回の話/淀井 淳司
■ 特集
-特集に寄せて-
石坂公成・照子夫妻の業績/斎藤 博久
1. IgEとマスト細胞によるアレルギーの研究/川上 敏明
2. 濾胞性ヘルパーT細胞と高親和性IgE抗体産生/藤岡 秀成・上野 英樹
3. Densely Carboxylated Protein (DCP) チップによるアレルゲン特異的IgE 抗体量と 抗原親和性 (Avidity) 測定による診断精度の向上/木戸 博
4. IgE抗体産生に関わる免疫記憶/北村 大介
5. 高親和性IgE受容体とマスト細胞/岡山 吉道
6. IgE抗体産生抑制とアレルギー疾患発症予防/森田 英明・肥塚 靖彦・一圓 剛・松本 健治・斎藤 博久
■ アレルギー相談室 Q&A
〈内科学講座呼吸器・アレルギー内科部門〉 アナフィラキシーの原因がわからないと言われたのにエピペンRを携帯する方が良いでしょうか/鈴木 慎太郎
■ Company’s Topics
・リアルワールドにおける労働生産性および学業成績に対する花粉症の影響/大久保 公裕・村田 達教・岡 勇人
・ドロップスクリーンシステムによるアレルギースクリーニング検査の有用性/江上 舞・谷本 功雄
■ Clinical Academic Topics
・Follicular dendritic cellsによるIgEとIgA抗体の産生制御機構の解明の取り組み/國石(彦坂) 茉里・山根 利之・山崎 英俊
・好酸球性多発血管炎性肉芽腫症の活動性評価/片岡 浩
・マスト細胞遺伝子発現制御におけるGATA1/GATA2 とPU.1の相互作用の解析/大森 慎也・大根田 絹子
・漢方生薬「麻黄」によるIgE/IgE受容体を介したアレルギー応答制御の可能性/長田 夕佳・安藤 広和・佐々木 陽平・鈴木 亮
・新規疾患概念; IgG4 関連疾患の免疫学的特徴から病態解明へのアプローチ/前原 隆・宗村 龍祐・村上 祐香
・ヒノキ科樹種由来新規花粉食物アレルギー症候群原因抗原Cup s 7/相沢 智康
・矢追インパクト療法(YIT)腎機能改善の可能性/山脇 昂
・コントロール不良の好酸球性中耳炎症例/荒井 康裕・和田 昂・折舘 伸彦



「アレルギーの臨床」編集委員会
〈編集委員長〉
山口 正雄  (帝京大学医学部内科学講座教授)
〈編集委員〉(五十音順)
佐伯 秀久  (日本医科大学皮膚科教授)
谷口 正実  (湘南鎌倉総合病院 免疫・アレルギーセンター長)
増田  敬  (同愛記念病院小児アレルギーセンターセンター長)
松根 彰志  (日本医科大学耳鼻咽喉科教授)

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