月刊「細胞」2024年5月号 実験生物学で迫る動物の起源と進化
Origin and evolution of animals approached by experimental biology
ジャンル・特集 | 細胞 |
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著者/編集 | 中嶋 悠一朗(東京大学大学院薬学系研究科) |
定価 | 2,400円+税 |
発売日 | 2024.04.20 |
判 頁 | A4判・82頁 |
5月号 目次 Contents
特 集 実験生物学で迫る動物の起源と進化 Origin and evolution of animals approached by experimental biology
・総論 原始動物モデルを使った実験進化生物学(中嶋 悠一朗)
・単細胞ホロゾア・多細胞体制の起源(菅 裕・阿形 清和 他)
・繊毛の多様化と動物進化(稲葉 一男)
・クシクラゲで迫る神経の進化的起源(三宅 みなと・渡邉 寛)
・刺胞動物の幹細胞と再生芽形成からみる再生機構の進化(冨士田 壮佑・中嶋 悠一朗)
・クラゲとハエで紐解く食欲の起源(阿部 綾子・谷本 拓 他)
・光共生動物の進化(丸山 真一朗)
技術講座
・標的指向性の自己組織化型ナノ粒子(黑﨑 友亮)
Topics from special edition
・動物文化の創発現象に関する「累積的文化進化の原理」に基づく考察(菊池 颯大・香田 啓貴)
・珍無腸動物から迫る左右相称動物の起源と初期進化(中野 裕昭)
・ヒトデから見えてきた多細胞動物の起源と卵形成能およびアポトーシス能の進化(千葉 和義)
・円口類から探る小脳の発生学的起源と進化(菅原 文昭・村上 安則)
・アメーボゾアからみた細胞の集団運動と多細胞体制の進化(澤井 哲・桑名 悟史)
・クラゲ触手枝分かれから見える動物の形づくり(熊野 岳)
・カイコ及び線虫の生体アミン受容体研究:農学分野への応用を目指して(光増 可奈子・太田 広人 他)
・光共生動物の普遍性と多様性:刺胞動物グリーンヒドラとサンゴの藻類共生システム(濱田 麻友子)
・サルをモデルとした食餌嗜好性と体内時計の相互作用の解明(横田 伸一)
・X線マイクロCTを使ったイメージング法により解き明かす昆虫の超高速度運動の制御(青沼 仁志)
・生体の恒常性と非典型オートファジー経路-新たな細胞内分解経路とその進化的考察(藤原 悠紀)
<編集委員>
・岡野 栄之 (委員⻑)(慶應義塾⼤学 教授)
・望⽉ 眞⼸ (慶應義塾⼤学 名誉教授)
・⻄村 栄美 (東京⼤学 教授)
・三浦 正幸 (東京⼤学 教授)
・阿形 清和 (基礎生物学研究所 所長)(順不同)
<初代委員長>
・織田 敏次 (東京大学名誉教授)
<前編集委員長>
・本庶 佑 (京都大学特別教授)