月刊「細胞」2021年 5月臨時増刊号 分子夾雑effect: 見えてきた疾患や創薬との繋がり
Muti-molecular crowding effect in biosystems: its unveiling relationship to diseases/drug discovery
ジャンル・特集 | 細胞 |
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著者/編集 | 浜地 格(京都大学大学院工学研究科 合成・生物化学) |
定価 | 2,636円+税 |
発売日 | 2021.04.30 |
判 頁 | A4判・64頁 |
ISBN | 04128-05 |
5月臨時増刊号 目次 Contents
特 集 分子夾雑effect: 見えてきた疾患や創薬との繋がり
Muti-molecular crowding effect in biosystems: its unveiling relationship to diseases/drug discovery
・ 総論 分子夾雑の生命化学:その挑戦と展望(浜地 格)
・ 分子夾雑によって制御される核酸機能と疾患発症 (松本 咲・杉本 直己)
・ 分子夾雑を応用したがん診断・治療デバイス(小野島 大介・馬場 嘉信 他)
・ 分子夾雑系で機能するコバレントドラッグの創薬化学(王子田 彰夫)
・ 希少がんに対するゲノム療法は福音をもたらすか (夏目 敦至)
・ 分子夾雑系が変調する細胞内タンパク質の構造と機能(趙 慶慈・西田 紀貴 他)
・ 次世代3D病理解析技術(田井中 一貴)
Industrial Info.
・ 最新ライブイメージングシステムはここまできた!ライブイメージングを極めた4D イメージングシステム(佐藤 康彦)
Topics from special edition
・ ペプチド自己集合による人工ウイルスキャプシド(松浦 和則)
・ マイクロチャンバー内への細胞内夾雑環境の再構成(田端 和仁)
・ 水による細胞内夾雑環境の定量評価とその応用(柴田 大輝・梶本 真司 他)
・ ATPによるタンパク質凝集体溶解の分子メカニズム(栗﨑 以久男・田中 成典)
・ 酵素のはたらきを見て疾患を知る~Activity-based diagnosticsの最新動向~(小松 徹・浦野 泰照 他)
・ LEAペプチドの機能発現による組換えタンパク質の高効率発現(池野 慎也)
・ 回転および並進拡散測定による細胞内混雑状態の解析(山本 条太郎・金城 政孝)
・ 局在性リガンドによる細胞夾雑空間でのタンパク質局在操作(築地 真也)
<編集委員>
・岡野 栄之 (委員⻑)(慶應義塾⼤学医学部⽣理学教授)
・望⽉ 眞⼸ (慶應義塾⼤学 薬学部医薬品情報学教授)
・⻄村 栄美 (東京医科⻭科⼤学難治疾患研究所教授)
・三浦 正幸 (東京⼤学⼤学院薬学系研究科遺伝学教授)
・阿形 清和 (基礎生物学研究所 所長)
(順不同)
<初代編集長>
・織田 敏次 (東京大学名誉教授)
<前編集委員長>
・本庶 佑 (京都大学特別教授)