北隆館

2025.05.02

弊社刊行物の【月刊細胞】運営方針について

平素より弊社が発行する医療雑誌をご愛読いただき、誠にありがとうございます。

このたび、弊誌「月刊細胞」の運営方針に関していくつかのご指摘を頂戴いたしました。その中には、今後の改善の糧となる貴重なご指摘がございました。つきましては、その点に関して弊社の考えを明記いたします。

弊誌は、1969年に創刊以来、最先端の基礎研究と医療の橋渡しをすることを使命と考え、これまでも関係法令を遵守し、読者の皆さまに信頼される医療情報を発信することを第一に考え、真摯な姿勢で事業運営を行い、当該分野の発展と社会への貢献を目指してまいりました。

私共が、弊誌で読者(世の中)に発信していくのは、特集で組まれる目立つテーマだけではなく、世の中の様々なご研究者様のまだ知られていないご研究も含むと存じます。今は、特集以外の枠でご執筆をいただく若手の先生が、今後、未来のご研究を担い、将来は弊誌の特集テーマを組んでいただくこともあるかと存じます。そして、そういったご研究者様が、ご自身のご研究に対して一筋にお取り組みになられ、それを世に出すことで世のため、人のためと頑張っていらっしゃる成果を世の中に広く伝えていくのが、弊誌の役割であると考えております。それは、まだ見ぬご研究者様の発掘にも繋がる意義を有するものと、私共は考えております。

しかしながら、医療の世界は日々進化しており、情報の受け取り手も多様化する中で、私たち自身の運営体制を見直し、読者に対してより透明性・信頼性の高い情報提供を目指すことは、出版社としての社会的責任であると受け止めております。

引き続き、読者の皆さまをはじめ、最先端の基礎研究及び医療分野でご活躍の皆さまからのご意見にも真摯に耳を傾け、誌面の質の向上、編集体制の見直し、情報発信におけるより高い倫理性の確保など、必要な改善に取り組んでまいります。

つきましては、今後とも弊誌へのご理解とご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

令和7年5月2日

株式会社ニュー・サイエンス社

代表取締役社長 福田久子

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