MAKINO
―牧野富太郎生誕150年記念出版―
高知新聞社 編
ISBN978-4-8326-0979-2
A5判 237頁(カラー口絵8頁+本文229頁)
定価:本体2,200円+税
牧野富太郎。小学校中退、独学孤高の植物学者。日本の植物分類学の礎をきずく。収集した植物標本は約40万点にも及び、およそ1500種類の植物を命名した。それら植物の学名には「Makino」の名前が記されている。今も世界中の植物学者の中で「Makino」の名を知らぬものはいない・・・(本文より)
牧野富太郎生誕150年を記念した「高知新聞」連載記事に大幅加筆、明治・大正・昭和を生きた偉人の実像に迫る。
2012年11月14日から翌年5月27日にかけて高知新聞紙上に連載された「淋しいひまもない―生誕150年牧野富太郎を歩く」に大幅に加筆、「ゆかりの花めぐり」や「全国踏査マップ」、「イラスト年譜」など高知県立牧野植物園制作の新企画も追加した。
本書は社会部記者が、牧野富太郎ゆかりの地を旅し、関係図書を読み解くことにより、その鋭い視点で、21世紀の今だからこそ見える“愛すべき巨人・牧野富太郎”の実像に迫った1冊である。新聞連載では掲載されなかった「牧野日本植物図鑑」の原画や牧野が採集した「標本」、そのほか貴重な資料の写真の数々も掲載されている。
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