維管束植物分類表
邑田 仁(東京大学大学院理学系研究科教授)監修
米倉浩司(東北大学植物園助教)著
ISBN978-4-8326-0975-4
B6判 214頁 定価:本体2,800円+税
【本書の特徴】
■DNAを共通言語として交流するゲノムの時代の最新版植物分類表。
■2009年発表のAPGⅢシステムに対応。
■最新の系統樹を紹介。
■日本の維管束植物(帰化・栽培を含む)全属を網羅。
■エングラー/クロンキストなど旧分類体系との対照表付。
【本書の意義】(「はじめに」より)
――DNA塩基配列の解析速度が飛躍的に早くなり,大量の配列情報が処理できるようになって,APG分類体系は短期間に2度にわたって改訂されてきた。――本書は2009年に発表された最新のAPGⅢ分類体系に基づく維管束植物の分類表であり,2003年に発表されたAPGⅡ分類体系に基づく「高等植物分類表」の発展的改訂版であるとともに,2012年に出版された「日本維管束植物目録」と対となるものである。――日本国内の植物を地球上の植物全体の多様性の中に捉え,APGⅢ分類体系の理解をいっそう深めることができるであろう。
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