環境Eco選書7「環境アセスメントと昆虫」
編集:石谷正宇(広島大学大学院総合科学研究科)
A5判 241頁 定価:本体3,000円+税
ISBN978-4-8326-0727-9
環境アセスメントにおける昆虫類調査・保全対策などの現状を、最前線を知る執筆陣により解説。調査手法と具体例に的を絞り詳説した。
(「はじめに」より))昆虫類に関わる研究者・実務者によって,これまで環境アセスメントにおける現況調査や特定種などの保全対策がどうなっているのかを語られる機会はほとんどなかった。いうまでもなく,一般市民にとって環境アセスメントと昆虫類との関係はほとんど知らされずに来てしまったといえる・・・これまでの環境アセスメントと貴重な自然資源の諸問題の実例を改めて掘り下げ、検証してみる・・・
【本書の目次】
●環境アセスメントにおける昆虫研究者・実務者の役割とは何か?(序論)(石谷正宇)
●I-1.環境アセスメントと重要種(吉富博之)/2.東京都本土部昆虫目録の作成(伊東憲正)/3.環境アセスメントと河川水辺の国勢調査における昆虫類調査(町田禎之・河野正弘)/4.環境アセスメントの実際と次のステップ―在不在データ解析とグリーンデータブックの提言―(祝 輝男)
●II-1.環境アセスメントにおけるトンボの調査,保全対策について(松沢孝晋)/2.昆虫類を対象としたミティゲーション(野中俊文)/3.HEP を用いた事業影響の定量的な予測と環境保全措置の評価―オオムラサキ等を対象とした里山環境でのケーススタディ―(横田樹広)/4.特定外来生物「アルゼンチンアリ」の侵入と防除の現状(亀山 剛)
●III.様度指数Bψを表計算ソフトで算出する方法(祝 輝男)
●IV.索引
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