環境Eco選書6「ミミズの雑学」
著者:渡辺弘之(京都大学名誉教授)
A5判 188頁 定価:本体2,857円+税
ISBN978-4-8326-0726-2
人とミミズのかかわりは? 知られざるミミズの真実を長年ミミズ研究に携わってきた筆者が、その生態・形態の不思議から、環境への貢献、果ては都市伝説に至るまで書き綴ったシリーズ異色の書。
(「はじめに」より)大学院に進学して選んだ研究課題は森林生態系での土壌動物の役割,すなわち落葉の分解・消失への貢献であった。・・・毎日毎日,土をビニールシートの上に掘り上げ,そこにいる土壌動物を採集していたのだが,その土の中から橙色の小さなレモンがでてきた。卵なら丸いのに,何でこんなレモン形をしているのだろうと,つぶしてみたが堅い種子は入っていなかった。実はこれがミミズの卵包だったのだ・・・
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