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環境Eco選書1「日本の昆虫の衰亡と保護」

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監修:石井 実(大阪府立大学大学院生命環境科学研究科) 
A5判 328頁 定価:本体3,333円+税
ISBN978-4-8326-0721-7



(「はじめに」より)本書は,このような昆虫類の生息の現状を広く伝え,日本の自然の状況や今後の昆虫類の保全のあり方について考える機会を提供することを意図して企画された。全体を3部構成とし,第1部では,日本の昆虫の現状と保全について包括的な視点から概説した。第2部では,特定の種や種群の昆虫を対象に,生息の現状や生息場所の保全について報告や提言を行った。第3部では,近年,顕在化した温暖化や化学物質,外来生物,野生獣の増加などの昆虫類への影響について解説した。

【本書の目次】
I-1.レッドデータブックからみた日本の昆虫の衰退と危機要因(石井 実)/2.日本のチョウ類の衰亡と保全(中村康弘)/3.日本のクワガタムシ・カブトムシ類における多様性喪失の危機的状況(荒谷邦雄・細谷忠嗣)/4.日本のトンボの衰亡とその保護(苅部治紀)/5.日本の水生昆虫類の衰退と保全の動き(市川憲平)
II-1.山間部における森林管理とチョウ類群集(井上大成)/2.里山林の管理がゴミムシ類とチョウ類の群集構造に及ぼす影響(松本和馬)/3.「三草山ゼフィルスの森」の里山林管理とチョウ類群集の多様性の変化(西中康明)/4.赤城山のヒメギフチョウ個体群の保全と課題(松村行栄)/5.オオムラサキの衰退要因と保全への提言(小林隆人)/6.磐田市桶ヶ谷沼におけるベッコウトンボの保護活動(福井順治)/7.ため池のトンボ群集の成立要因とそれを用いた環境評価(青木典司)/8.日本のゲンゴロウ類の生息現状と保全(西原昇吾)/9.日本のフン虫類の生息の現状と課題(塚本珪一)/10.砂浜の後退にともなう海浜性有剣ハチ類の衰退(郷右近勝夫)
III-1.地球温暖化が日本の昆虫の生物多様性に及ぼす影響(湯川淳一)/2.気候温暖化によるチョウ類の分布拡大と絶滅のリスク(吉尾政信)/3.気候温暖化がセミ類に及ぼす影響(初宿成彦)/4.昆虫の生物多様性を脅かす化学物質(五箇公一)/5.外来生物が日本の昆虫の生物多様性に与える影響(五箇公一)/6.外来チョウ類の分布拡大と在来生態系へのリスク(岩野秀俊)/7.外来ハナバチ類による在来生態系への影響と対策(横山 潤)/8.シカ食害による植生の変貌と昆虫類の衰退(長谷川順一)/9.小笠原における昆虫の保全(岸本年郎)



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