考古調査ハンドブック10『古墳の見方』
編者:土生田純之(専修大学文学部)
A5判 275頁+カラー口絵4頁 定価:本体3,000円+税
ISBN978-4-8216-0522-4 C3021
【本書の概要】(「あとがき」より)
―理論書でも技術論でもない,副葬品等を含む古墳自体を歴史の資料としてみる場合,どのような視点で観察するのか,あるいは過去の研究業績から何を学び実際の観察に生かすことができるのか,というような視点に基づいた書籍がこれまで専著として刊行されることがなかった。そこで,本書では以上のような観点に立って,今後専門的に古墳を観察してそこから歴史を考究する際の視点を形成する指針書を目指した―
【本書の目次】
《口絵》遺構編/遺物編
はじめに(土生田純之)
Ⅰ.見学の前に〔1古墳の立地/2地図・地籍図の描かれ方/3分布〕(土生田純之)
Ⅱ.遺構編〔1墳丘/2内部主体/3周辺の施設(土生田純之)/4棺(木棺・石棺等)(石橋 宏)
Ⅲ.遺物編〔1土器(藤野一之)/2埴輪(城倉正祥)/3鏡/4木製品(新井 悟)/5石製品(清喜裕二)/6装身具(高田貫太)/7鉄器(堀 哲郎)
Ⅳ.特論〔1陵墓古墳 ―資料公開の現状―(福尾正彦)/2復元の諸相(土生田純之)/3保存・修復(遺物)(清喜裕二)〕
あとがき(土生田純之)
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